もう一度乗りたいと思えるのは735TRだから
昨年誕生から25周年を迎えた、アメリカは西海岸サンディエゴ産まれである、LEADER。
実は、僕とLEADERは同い年。今年で26歳を迎えました。
1ピストバイクブランドがこんなにも長くあり続ける事は、かなり珍しい。
こんなに長くあり続けるのだから、きっと多くの人がLEADERに出会い、色々な理由でLEADERを手放したりなど、いくつかLEADERとの思い出を持っているはず。
もし昔LEADERに乗っていて、また乗り出したいなって思っているなら、あの頃とはまた違った印象のLEADER 735TRに乗ってみたりするのはどうでしょうか?
LEADER 735TR "50s Venis Beach"
落ち着いた雰囲気ではありつつも、無骨な印象をもたらすMatt Black。
LEADERのハイエンドモデルらしく煌びやかに美しい、Perl White。
735TRは誕生してから、今日に至るまで変わらずこの2カラーがあり続けてくれました。
過去に同色の物を乗っていたなんて、方も多いはず。
当時のように、もう一度735TRに乗り出すのであれば、あの時とは違う特別なカラーを楽しんでみて欲しい。
735TRに乗って欲しい理由は、勿論過去に無かった限定カラーがあるからってだけでは御座いません。
735TRがLEADERの数ある車体の中で、"最も乗りやすい形"であるから。
トラックレーサーをストリートに最適化するためにLEADERはジオメトリーからオリジナルで再設計し、より街乗りに適したフレーム作成を挑み続けています。
75.5°と角度の強いシート角、ワイドなトップチューブ長、低いスタンドオーバーハイトなど、素早い反応と走行の安定感、本物のトラックバイクのストップ・アンド・ゴーの快適性も実現する画期的なジオメトリーだからこそ、多くのBROTURESスタッフが愛用していたり。
乗車姿勢も他のフレームに比べ、圧倒的に快適な為、ロングライドだってこなせる。
乗り心地を最も大事にして作られている車体だからこそ、一度ピストバイクから離れてしまった方に、もう一度手にして頂きたい車体は735TRとまで思えたり。
乗りやすさよりも、印象に残るのはやっぱり極太のエアロダウンチューブですよね。
この無骨な太さと、キレのあるエアロの感じは他のブランドのフレームにはない、唯一無二のカッコ良さ。
735TRでなくてはならない理由は、その見た目にも隠れています。
BROTURES T3 CARBON WHEEL FRONT
もし当時は手に入れる事が出来なかった、パーツ達があるなら、この機会に是非合わせて手に入れてみて欲しい。
今も昔も変わらず、ピストバイクの花形カスタムとも言える、カーボンホイール。
僕自身かねてより憧れを抱いていた、HED.のカーボントライスポークであるH3 ホイール最近手にし、憧れを実現出来たり。
一度カッコいいと思ったパーツは、諦めたくても諦めきれないですよね。笑
当時は、完成車のままで乗り続けていたピストバイクも、大人になって少し財布に余裕も増えたなら、あの頃叶えられなかった憧れを、今こそ実現させてもいいのかなって。
過去の自分に胸を張って自慢出来るようなカスタムバイクを、是非作って欲しい。
トラックドロップハンドルをつけて、ピストバイクらしい出立ちにしてみても良いのかなって。
こんなブログを書いてみたのは、つい先日735TRを販売したお客様に出会った事がきっかけです。
5年以上前に、LEADER 735TRを国内で乗っていたお客様は、ご自身の都合で一度ピストバイクを手放し、海外に拠点を移したそうです。
つい最近国内に再度拠点を戻すべく戻って来られたお客様が、お店にご来店頂きもう一度735TRに乗りたいと、熱い思いを話してくれました。
その話の中には、今回紹介した735TRの"50s Venis Beach"を現地で一目惚れしたというお話があり、LEADER 735TRは一度手にした人がもう一度乗りたいと思える、特別な車体なんだと、僕自身改めて想えることが出来ました。
皆さんの中で、昔ピストバイクを乗っていて、もう一度乗りたいと思っている方がいれば、是非BROTURESが自信を持って良いピストバイクと言える、LEADER 735TRに跨って頂きたいです。
それでは。
BROTURES YOKOHAMA
GORI