STAFF BIKE CHECK 〜KOTA編〜
皆さんお久しぶりです、コータです。
本日は先日のGORIに続き「スタッフバイクチェック〜KOTA編〜」、という事で早速ご紹介していきますね!
とはいえ、全体を細かく紹介するとなるとめちゃくちゃ長くなるので、以前書いたブログをまずは引用。
車体は『DOSNOVENTA BARCELONA』の旧モデルで、チェーンステーの内側に ”Handcrafted in Italy” と書いている通り、イタリアンハンドメイドフレームになります。
ブラックを基調としたカラーリング、そこにゴールドのフレークが全体に散りばめられておりロゴもゴールド。そしてグロス仕上げ。
ラグジュアリーで高級感漂う風貌に僕は一目惚れしちゃいましたね。
見た目はもちろんのこと、フレームのパイプなどにもしっかり拘っています。
以前のブログにも書いていますが、フレーム/フォーク共にパイプは「COLUMBUS SPIRIT」で、フレームに関しては ”TRIPLE BUTTED NIOBIUM STEEL” 。
特徴としては、ニオビウムを添加したスチールパイプで析出硬化により降伏強度を上げ、軽く高強度に仕上げたものです。
簡単に説明するなら鉄の中でも軽量かつ高強度という事。
実際にバルセロナに乗った事がある人は分かるかと思いますが、アルミかと思うぐらい軽いです。笑
僕も初めて乗った時は衝撃を受けましたね。
っと危ない危ない、このまま話を進めていくと長くなりそうだ。
という事でGORIの時もそうでしたが、ここからは今回の裏テーマで本題でもある「クランク」にフォーカスして喋っていきますね。
実は前回からクランクが変わっていることに皆さんお気付きでしょうか?
前回は DURA-ACE FC-7710 を使用していましたが、そこから「WHITE INDUSTRIES」へチェンジしました。
まずは知らない人もいるかと思いますので、 WHITE INDUSTRIES がどういうブランドかを説明しますね。
簡単に言うと、アメリカを代表するCNC削り出しの超高精度コンポーネントを生み出すカッコいいブランド。
MADE IN USA にこだわり、生産はすべて本拠地の米カリフォルニア州ペタルーマで行っています。無駄なものが一切無いすっきりとした美しい造形、高品質なパーツの品々は長く愛用できること間違いなし!
フリーボディやハブ、ヘッドパーツなど優れたパーツを数多く手掛けていますが、同社の看板商品の一つとしてクランクは欠かせない存在。その一角を担うのが今回僕が使用している『ENO Crank(ENOクランク)』です。
ちなみにENOクランクは、ホワイトインダストリーズが製造した最初のクランクセットで、90年代初頭から発展してきたスクエアテーパータイプクランクの最新バージョン。
チェーンリングはトラックハブと同様にスプラインが切られており、そこにチェーンリングをはめ込んでロックリングを締める方式になっています。
見た目のすっきりさと機能性どちらも兼ね備えたデザインが素敵ですね。
※余談ですが「ENO」という名前は、誤って彫刻プログラムを反転しフライス盤がその動作をしたときに「ONE」が「ENO」になったらしく、 ちょっとクールだと思ったのでそのままにしたことから生まれたらしいです。笑
こういった秘話エピソードがあるのも、またいいですよね。
チェーンリングは専用の物になり、フロントシングルに対応したナローワイド仕様でチェーン落ちを防止。これに関してはピストバイクの場合あまり関係ないですが、MTBなどで使用する場合はかなり嬉しいですね。
素材は、クランクアームが「2024-T6アルミニウム」を採用し高い剛性を確保、チェーンリングは「7075-T6アルミニウム」です。
ここまで拘るなら、もちろんBBも。
このクランクはスクエアテーパータイプのBBが使用できるので選択肢は多いです。そんな中、僕はハブと同じ『PHILWOOD』を選択。
1971年よりカリフォルニア州サンノゼにて一生涯安心して使うことの出来る高品質パーツを生み出す ”PHIL WOOD/フィルウッド” のスクエアテーパーボトムブラケットです。
PHILWOODのボス、ピーターさんが一番の自信を持って作り続けている最高のボトムブラケットで、「決して壊れない耐久性」、「気持ちの良い回転性能」、そして「美しさ」を兼ね揃えた逸品ですね。
足回りは特にですが、一切妥協したくない。そしてメンテナンスは面倒くさい。っていう性分の僕にまさにピッタリなブランドが、この PHILWOOD なのかなと。
正直金額面で言えば安くないし、何なら高いです。
でも「壊れない」、「メンテナンスフリー」っていうメリットがあまりにも大きすぎて、コストパフォーマンスは最高。
一度使用すると他に戻れなくなるぐらいの魅力がたっぷりです。笑
ってな感じで、色々語っちゃいましたが今回のブログはこんなところですかね!
クランクやフレームに限らず、気になる事があればお気軽に店頭やLINEからご相談ください。
僕が徹底的に回答させていただきます!
ではでは、また次回。
次は誰の ”スタッフバイクチェック” になるだろうか?
是非お楽しみに〜
BROTURES HARAJUKU
Ogomori Kota