BROTURES KICHIJOJI Customer’s Bike Check “B” REAL.

お久しぶりのカスタマーズバイクチェック
今回はBROTURESと、埼玉はふじみ野市に工房を構えるビルダー”DONTZER”とのコラボモデルDON FANGOのフルカスタムオーダーを承りました。
特別仕様のカラーリングに、随所に散りばめられたPOLISHパーツのアッセンブルで大人な高級感を演出
32cのブロックタイヤ（ホイールはワイドなタイヤと特に相性の良いBROTURES WIVERリムをチョイスしてます。）に、ステアリング抜群のライザーバー、さらに高い制動性を発揮するPAULのブレーキレバーなど、見た目だけでなく、品質や実用性にも拘った本格仕様の一台に
「愛犬（ゴールデンレトリバー）を乗せて山や公園に出かけたい！」
ということで、大型犬も余裕で乗れちゃうビッグサイズのトレーラーも一緒にご注文いただきました。

DONTZER DON FANGO Frame Set ¥176,000-(TAX IN)

-About DON FANGO-
FANGO＝泥 というネーミングの通り、オフロードにも対応したアドベンチャーバイク。
最大の特徴は最大35cタイヤまで装着可能な「ワイドなクリアランス」。
さらに、オフロード走行やトリックでのハードな負荷に耐えうる「強度」を併せ持っています。
ダウンチューブ、トップチューブ、ヘッドチューブには通称"HEAVY DUTY TUBE"と呼ばれるタフな素材であるTANGEのCHAMPION NO.3を採用しているだけでなく、シートステーにはKAISEIパイプ、フォーク＆チェーンステーには贅沢にCOLUMBUSパイプを使用するなど、ハンドメイドフレームならではの細かなチューブセレクトにより、ただタフなだけでなく、抜群に伸びの良い加速と、クロモリならではのしなやかで快適な乗り心地を追求しています。

BROTURES WIVER RIM × PHILWOOD LOW FLANGE TRACK HUB

オールラウンドに使用できるワイドリム形状のBROTURESオリジナルアルミリムWIVERとハブの中でも耐久性に優れ、メンテナンスフリーで乗り続けられるPHILWOODのハブの組み合わせ。今回はLOW FLANGEをチョイスし、よりクラシック感を出しています。
オールシルバーで高級感のあるルックスながらもハードライディングやオフロードにも対応した、自分のライディングスタイルが定まっていない方でも、初めての手組みホイールにオススメのホイールです。

*FAIRWEATHER* for CX tire by CG

NITTO FOR SHRED BAR
PAUL LOVE LEVER

定番のライザーバー”NITTO FOR SHRED BAR"で安定感・乗りやすさをしっかりと確保しつつ、ブレーキレバーにはPAULのLOVE LEVERをセット。不安のない快適なサイクリングを楽しむためには、「止まる」という行為がかなり重要。しっかり止まれなければ安心してスピードを出すことも出来ません。
PAUL LOVE LEVERのブレーキのタッチ感や制動力、精度の良さは他のブレーキレバーの追随を許しません。アルミ削り出しによる造形の美しさとPOLISHの輝きも世界中のサイクリストを魅了する理由の一つです。

THOMSON ELITE SEATPOST STRAIGHT
selle ITALIA MILANO FLITE RACER

車体が醸し出す圧倒的な高級感はシルバーパーツによるものだけではありません。
タイヤのサイドスキン・グリップ・サドルに散らしたブラウンカラーが良い味を出しています。
さらに、レザーサドルは使えば使うほどより渋く・よりカッコよくなります。

WHITE INDUSTRIES ENO Single Freewheel

カリフォルニアの高品質コンポーネントメーカーWHITE INDUSTRIESが生み出す超高性能＆長寿命フリーコグがENO Single Freewheelです。
独特なラチェット音も癖になります。歯には高温軟化抵抗を備えた耐衝撃鋼をしており、街乗りは勿論、ハードライディングにも愛用される高精度なフリーコグです。

Burley BARK RANGER ¥121,000-(TAX IN)
「こんなでっかいトレーラーつけて、本当にピストで引っ張れるの？」と疑問に思われると思いますが、
（僕も完成までとっても不安でした。）
実際に乗ってみてびっくり。
ギア比こそ少し低めの2.7台にしたものの、走行時にトレーラーの重さや安定性などは全く気にならならず、うっかり牽引していることを忘れてしまいそうになるほどスムーズで快適な乗り（引き）心地でした！
海外では子供を乗せて移動しているライダーも見かけます。
ご興味のある方はぜひご相談ください。

トレーラーの説明で少し話しが逸れましたが、そんなDON FANGOの受注可能枠が、ついに残り一枠（一台）となりました。

昨今の物価高騰によってパイプのコストもどんどん高価になっていて、この価格で作れるのはおそらく今回のロット限りとなります。
希少性、クオリティともに至高のフレームセットです。
最後の一本は果たしてどなたの相棒になるのか…!
ぜひご相談お待ちしています。