結局どのハンドルが坂を登りやすいの?

日々ピストバイクで街中を駆け回る皆さんの敵といえば"坂道"なはず。

都内を走る方達にとっては、多くの激坂もあるのできっとかなり苦労しているはず。
ピストバイクで今よりもっと坂を楽に登れれば、、、なんて考える事が通勤やプライベートの移動の中でもありますよね。

そんなお悩みに僕らが多く提案しているのが、ハンドルの形状を変えてみるという事。
特にLEADERの完成車を純正のままで乗っている人は、ドロップハンドルのままであったりするので、ハンドルをカスタムして乗車姿勢を変えるだけでも坂を登りやすくなったりもします。
それだけでなく、坂の無い平らな道をより快適に漕ぎ続ける事ができたりも。

ですが、実際どんな形のハンドルを選べばいいかは分からないですよね。
なので、BROTURESスタッフによる坂登り対決によってどのスタイルのハンドルが"坂道を登りやすかったか"を決めていこうと思います!笑

今回の対決で大事な事は、坂道を早く登る事ではなくていかに楽に登れるか!
その為、複数のハンドルスタイルの車体を用意して乗り味の違いを知る事にしてみます!

それでは、早速今回の対決に参加してくれる勇気あるハンドル達を紹介していきましょう。

エントリー No.1 LEADER 純正ドロップハンドル

BROTURESのお客様の中で、このハンドルに見覚えがない人の方が少ないと考えられる程、ベーシックなドロップハンドル。

LEADERなどの完成車に備え付けられている、一般的なハンドルの参加となります。
今回の検証でもしかしたら、このドロップハンドルのままでも坂道が登りやすいという声が聞こえてくるかもしれない、、、そんな希望も忘れずエントリーです!

エントリー No.2 DEDA CRONONERO ブルホーンハンドル

エントリーNo.2は"坂界の神童"とも呼べる、坂を愛し坂に愛されたハンドルのブルホーンハンドル。

今回の対決では、評判通りの活躍になるのか。
ブレーキセッティングは、ブルホーンハンドルの魅力を最大限に活かす為に、TTレバーをセット!
現在ブルホーンハンドルを使用しているけれど、ブレーキは補助ブレーキスタイルの方は、ブルホーンハンドルのポテンシャルを引き出して乗る為にも、おすすのカスタムです!

エントリー No.3 NITTO 809 ライザーバーハンドル

エントリーNo.3は毎日のお供に最適なライザーバーハンドル。
数あるライザーハンドルの中で、今回のレースに出場したのはNITTOのB809というライズ高めでしっかりと状態が起き上がるタイプのハンドルです!

それでは今回のレースに出場してくださる3種類のハンドルご紹介した所で早速検証開始!

3人揃って坂を登る光景が初であった為、スタート前に記念撮影

3人とも坂を前にして、少し強張った表情ですね、、、

周囲の歩行者や通行者などの安全に配慮した後に、GORIの掛け声でレッツゴー!

三者三様のハンドルでスタートした今回のレース、坂道を登るという事もあり出だしは均衡!

徐々にスピードをつけ出した3人の中で、トップに躍り出たのはライザーバーをセットした車体に乗るメカニックスタッフの砂川!

意外にもドロップハンドルで下ハンドルしか握る事を許されなかった小野が2位と、坂を登り難いと考えられていたハンドルで健闘しています!

レース前の予想では最も坂に強いと思われていたブルホーンハンドルでしたが、プレーヤースペックの差もあるのかこの段階ではまさかの3位。

短い距離で設定した事もあり、後半での巻き返しは難しく順位は変わらずそのまま終了。

結果的には、ライザーバーをセットした砂川が"初代坂道お勧めハンドルカップ"の王座を手にしました!笑

とはいえ、今回大事なのは順位ではなくどのハンドルが坂道を登りやすいかという事。

その結果を更に調査する為、今度は車体を変えて同じ坂道に挑んでみる事にします!

先程王座の名を手に入れた砂川が掟破りのブルホーンをチョイス。
ライザーバーで坂を制したこの男が、坂に定評のあるブルホーンを使うという事は、「鬼に金棒」という事ですよ。
どんな速さで坂を登り切るのか楽しみです!笑

ちなみ、先程最下位となってしまったルネちゃんは先程坂道を制したライザーハンドルが登りやすかったという意見を取り入れ、試してみる事に!

小野はというと、2戦目もGORIに下ハンドルしか握らない事を約束にドロップハンドルで参戦となります!笑

2回目のレースも同位置からスタートしましたが、ブルホーンを使用している砂川が早速トップに躍り出ました!(正面から撮っているせいで、順位がわかりにくくてすいません)

先程と変わらず、2位争いはドロップハンドルの小野と、ライザーハンドルのルネちゃんでデットヒート!

初戦では小野に引き離されていたルネちゃんも、ライザーハンドルに変わったら結構食らいついてる印象。
これはまさか、ブルホーンよりもライザーハンドルの方が坂に向いているのでは??

熱い2位争いを制したのは、小野でした。

という事で、今回の原宿店独自坂道調査による結果を皆さんにご報告です。

今回の調査結果を元に、今坂道に悩んでいる人に特にお勧めしたいハンドルの形は、、、

「ライザーハンドル」ですっ!(あくまで原宿店スタッフ調べ)

2回のレースを終え出場した選手に話を伺った所、幅が広くしっかりと引き上げも使えダンシングも出来るライザーバーが、しっかりと漕いでる時に1番力を入れやすいとの事!

勿論、ブルホーンも引き上げしやすいみたいでしたが、今回の坂道バトルではダンシングという点で、ライザーバーに差をつけられてしまったようです!

適度に体重を預ける事も出来て、平地で乗るのにも適したライザーハンドルが、実は坂にも適しているとなったら、多くの地形で体に負担をかけず乗れるはずです!

ピストバイクでの毎日の通勤やプライベートの移動で坂道に不安を抱くライダーのみなさん。

坂道克服の為にライザーハンドルへカスタムしてみるのはいかがでしょうか?

ちなみに、現在の原宿店にはライザーハンドルの在庫が多数あるので、お店に来て実際にハンドルを手に取ってカスタムをイメージできます!

気になる方は、愛車のピストバイクと共にぜひお店に遊びに来てくださいね!

それでは。

GORI

 

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