ストリートを制する美しき剛脚マシンに手組みホイールという選択肢を。

こんにちは、レンです。

ピストバイクのカスタムでよく話題に上がる「手組みホイール」について、
その魅力やメリットを、ストリート目線でわかりやすく紹介していければと思います。

完成車に付いてくるホイールでも十分走れるけど、
ピストにハマってくると「そろそろホイールも変えてみたいな…」と思い始めるのが自然な流れ。

そんなときに候補に上がるのが、“手組み”。


では、なぜピスト乗りたちがわざわざ手組みホイールを選ぶのか?
その理由を掘り下げていきます。

手組みホイールの最大の魅力は、自由度の高さ。

リム・スポーク・ハブ、それぞれを自分好みにセレクトできるので、

・ダッシュ重視で立ち上がりを軽くしたい人
・街中での乗り心地や軽快さを重視したい人
・トリックやパワフルな使い方に対応した強度重視派

など、「どう走りたいか」に合わせて組めるのが最大の魅力。
これは市販の完組ホイールではなかなかできない、“狙って作る”感覚が楽しめる。

また、手組みホイールは、熟練のメカニックスタッフが一本ずつテンションを調整しながら組んでいくもの。
だからこそ、精度が高くて振れにくく、トラブルも起きにくい。

さらに、パーツごとに交換できるので、長く使えるのもポイント。
既製品が「壊れたら交換」なのに対し、手組みは「育てていくホイール」って感じ。
ピストのようにダイレクトに力が伝わるバイクにとって、これは大きな信頼ポイントです。

そしてもちろん、手組みの魅力は性能だけじゃない。
見た目のカスタム性もかなり大きい。


リムのカラー、スポークの組み方、ハブのロゴや質感まで、
細かくこだわって選べば、他の誰とも被らない自分だけのホイールが完成します。

しかも、見る人が見れば「あ、それ手組みやん」ってすぐ分かる。
この“通好み感”も、ピスト好きにはたまらないポイントですよね。



今回のカスタムモデルはLEADERの象徴とも言える「735TR」。

特徴的な極太ダウンチューブとエアロ形状のフレームは、見る者にインパクトを与えながらも、空力性能と剛性を兼ね備えています。


パールホワイトとブラックのコントラストが映えるカラーリングはピュアなストリートスタイルに、スピードと存在感をプラスしたルックスに。

その中に光る"シルバーパーツ"のパーツチョイス。
PAULのステムをはじめ、ハブやスポークにもシルバーを取り入れることで、重たくなりがちなブラック基調の車体に抜け感を演出。

光の当たり方やアングルによって、その輝きが表情を変え、静かな主張をしてくれます。ピストの持つストイックさに、少し余裕と遊び心を加えた絶妙なバランス。

足元にはBROTURESオリジナルの手組みカーボンホイールを前後に装着。
リムハイトは55mmのディープリムで、エアロ効果を最大限に発揮。
組み合わせたTufoのCalibra Plusタイヤは、耐パンク性と快適な乗り心地のバランスが取れた万能タイヤ。
僕たちの主戦場であるストリートでの走行も安心して楽しめます。



ハンドルにはDEDAのCRONONERO LOW RIDERブルホーンバーをチョイスしました。
トラック競技を彷彿とさせるフォルムが、攻撃的なライディングポジションを可能にします。
合わせたステムはPAULのBOX CAR。シルバーのアルマイト仕上げがブラックのハンドルとの対比で美しく、全体のデザインバランスの要になってくれています。
15度という角度が735TRのホリゾンタル設計とリンクし、そのまま真っ直ぐに伸びるので、この横からのルックスに憧れる人も多いですね。


~無駄を削ぎ落とした“走り”の美学~

LEADER 735TRのシャープなジオメトリーに、ストリートを走り抜けるためのパーツを厳選して構成されたこのカスタムバイク。
速さと美しさを両立させた一台であり、街乗りからレースまで幅広く対応可能なストリートマシンです。

走って良し、眺めて良しの、まさに理想的なカスタムと思います。

REN

前の記事
一覧へ戻る
次の記事
BROTURES OSAKA
大阪府大阪市西区南堀江1丁目19−22 MAP
06-4391-3313
12:00-19:00(定休日無し)
BROTURES OSAKA店の他の記事を読む
#TAG