ファーストカスタムは目線を下げて。

最近は自炊を頑張っています。健康を意識してという建前の元、専ら楽に作れる野菜炒めが中心ですが。しかし、立ち塞がる究極の選択。「カット野菜」か「丸ごと野菜」か。「丸ごと野菜」の方が経済的だとか噂には聞いてますが…。
「食べきれなかったら無駄になる」という盾を掲げて今日も「カット野菜」コーナーを徘徊中。どうも、Kickです。
今回はLEADER®721TRのカスタムバイクをご紹介します!
ピストバイクのファーストカスタムで人気なのは、車体のルックスを大きく変化させるハンドル周りかもしれません。確かに、様々な形状のハンドルは乗り手のスタイルを表す重要な要素です。
しかし、私たちスタッフがファーストカスタムで本当にオススメしたいのは足回りの部分。クランクやホイールといった、駆動部・回転パーツなのです!
極端な話、ハンドルカスタムは乗りやすさや操作感に影響し、間接的に走行性能に関わる部分です。しかし、クランクやホイールはベアリングの回転性能や剛性によって、ダイレクトに動力伝達を左右する走行性能の要。
だからこそ、走行性能の向上を求めるなら、まず足回りのカスタムを心から推奨します!
ということで、今回は足回りを中心にカスタムしたカスタムバイクを組んでみました。

フレーム:LEADER®721TR
ピストバイク入門に最適なLEADER®「721TR」をベースにセレクト。カスタムを楽しみたいけれど予算が気になる方にこそおすすめです。高品質なアルミフレームと標準装備のフルカーボンフォークに加え、すっきりとしたインターナルブレーキ仕様。10万円強という価格帯で、カスタムの可能性と高い走行性能を両立します。




ホイール:VELOCITY A23 × GRANCOMPE SMALL TRACK HUB
ワイドリムとセミエアロ形状を両立したVELOCITYの"A23"と、主張を抑えたルックスが玄人好みの"GRANCOMPEスモールフランジハブ"を組み合わせたホイール。派手さはないものの、実際に乗れば完成車ホイールとの性能差は歴然です。
高品質なリムとハブを、熟練のメカニックが丁寧に組み上げた逸品。価格以上の満足感を提供するホイールです。

タイヤには、耐久性の高さで定評のあるCONTINENTALのGATORSKINを採用。ワイドリムのA23との組み合わせを考慮し、28Cをチョイスしました。特筆すべきは「デュラスキン」と呼ばれる超高耐久耐パンク層で、タイヤ側面までしっかりとガード。これにより、日常的な摩耗はもちろん、予期せぬパンクのリスクを大幅に軽減します。結果として、タイヤ交換の手間とコストを抑えられるのも大きな魅力です。

クランクカスタムでまず交換してほしいのは、完成車クランクのチェーンリング規格です。130PCDから、ぜひ144PCDへの変更をおすすめします。SUGINOやDIGIRITといった高精度なチェーンリングの多くは144PCD規格であり、理想のギア比で快適なピストバイクライフを送るには、144PCDへの進化が不可欠と言えるでしょう。
したがって、純正クランクをお使いの方は、まずALLDAYクランクへのカスタムがおすすめです。BBとチェーンリングがセットになっているため、最初のカスタムに最適です。
純正クランクからALLDAYクランクへ、そしてPCD144のチェーンリングへカスタム。最終的にはSG75などの最高峰クランクへ。これが理想的なカスタムステップなのではないでしょうか。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

今回はLEADER®721TRのカスタムバイクをご紹介しました!
上半身はあえて純正パーツのまま残し、足回りを重点的にカスタムしてみました。今回のカスタムポイントとして、シルバーカラーのカスタムパーツを選んだ点も忘れてはいけません。これにより、走行性能の向上は勿論、、ルックスも完成車とは一線を画すスタイリッシュかつ高級感のある印象に仕上がりました。
今回のカスタムバイクはYOUTUBEでも紹介していますので是非チェックしてみて下さい!
その他、パーツや車体のご相談もお気軽に。
ご来店、電話・各種SNSよりお問い合わせお待ちしております。
では、また。

BROTURES KICHIJOJI
Kick