使用用途別!ハンドル選びに悩むのは終わり。基本を改めてご紹介します。

ピストバイク、、、いや、自転車全般。
もっと言えばクルマやバイクなど“乗り物”において、ルックスも乗り心地も大きく左右するパーツがあります。
それが「ハンドル」です。
どんなに良いフレームやホイールを装備していても、ハンドルの選択が自分にフィットしていなければ快適なライドは望めません。それどころか、せっかくのバイクの魅力を台無しにしてしまうことすらあるんです。
今回は、そんな重要パーツであるハンドルの選び方を【ドロップバー/ブルホーンバー/フラットバー】の3タイプに分けてご紹介。
※あくまで超個人的な使用感・観点が含まれていることをご了承ください!笑
1, ドロップバー《スピード重視の本気派に》
スポーツバイクの代名詞とも言えるのが、このドロップバー。
ロードバイクのレースやオリンピックの競技でも見たことがある方が多いと思います。ピストバイクにおいても、競輪では全選手がこのドロップバーを使用しています。
最大の特徴は空気抵抗を抑えて、スピードに乗れること。下ハンドルを握ったときの前傾姿勢によって、加速性能と巡行性能が飛躍的に向上します。
・地形が比較的フラットなエリアに住んでいる
・スピードを重視したい
・レーシーな見た目が好き
という方には間違いなくおすすめ。
ちなみに「落差」の浅いタイプは前傾が強くなりすぎず、街乗りにも向いています。
7000番アルミを使用したこちらのDEDA ZERO100 は形も美しく、軽量で非常におすすめです。
初めてのドロップ仕様はこのハンドルがおすすめですよ。
DEDA ELEMENTI ZERO100 DROP BAR RHM
2, ブルホーンバー《上り坂も楽に登れる“隠れ万能型”》
名前の通り、牛の角のように前へ突き出した形状が特徴のブルホーンバー。
この「ツノ」が、実はとんでもなく使えるんです。
特にその効果を発揮するのが――上り坂。
立ち漕ぎの際、ツノ部分を握ってハンドルを身体側に引き寄せながらペダルを踏むことで、グッと力が入る。
結果、登坂がぐっと楽になります。
「ドロップバーでは坂道がしんどい、、、」という方には、ぜひ試してほしいハンドル。
街中の段差やストップ&ゴーが多いエリアでも扱いやすく、見た目もアーバンでシャープな印象を与えます。
DEDA DABARは素材はカーボンを使用しているため軽量かつ腕の負担を軽減します。
インパクトもあってLEADERにはうってつけのブルホーンバーです。
3, フラットバー《操作性と安心感を求めるならコレ!》
もっとも見慣れたハンドルがこのフラットバー。
マウンテンバイクにも使われているように、安定性と操作性が抜群です。
ハンドリングがしやすく、トリックなどのアクティブなライドにもぴったり。
ピストバイク初心者や、交通量の多いエリアでのライドに向いています。
おすすめは600mm前後のやや広めのモデル。
ストリートライクな雰囲気と安定感のあるライドを両立してくれます。
程よいライザーバーで美しいライディング姿勢が取れるBROTURES WIDE LOW RISER。
他社製のハンドルが昨今の価格高騰の煽りを受ける中、このハンドルは手頃でコスパの高いハンドルです。
ハンドル選びは「スタイル+地形+目的」で!
ここまで読んでいただいてお気づきかと思いますが、ハンドルは「なんとなくの見た目」で選ぶのではなく、
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どんな街に住んでいるか(地形)
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どういうスタイルで乗りたいか(速さ?快適さ?)
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自転車で何をしたいか(日常使い?ロングライド?トリック?)
この3つの観点から考えると、自分に合った選び方が見えてきます。
そして何より、気に入ったハンドルはライドを何倍も楽しくしてくれるということを覚えておいてください。
ハンドル選びに迷ったら、ぜひ店頭でスタッフにご相談を!
乗り方や地形に合わせた最適な一本をご提案します。
