こんにちは、カズです。

先日のグループライドにカナダのYVR Fixed というクルーが参加してくれ、大盛り上がり。
なかにはトリックライダーもいてたり、一緒にトリックしたり、最高の時間でしたね。
有難いことに外国人と触れ合う機会が多く、英語が稚拙ながらもピストバイク、トリックというある意味共通言語があるおかげで、ペラペラじゃなくてもなんとなく言ってることがわかるような気がします。あくまで気です。

はい、本題へ。

フレーム : TYRANT BIKES LEGACY

今回ご紹介するのは、以前カスタムオーダーいただいた、とあるお客様のこだわりの一台。

ピストバイクは721TRから始まり、今回は載せ替えではなく2台目としてオーダーいただきました。
おかげで721TRとは違うスタイルのLEGACYになり、それぞれの乗り比べでより一層カスタムの楽しさを感じていただけるようになりました。

ヘッドパーツ : CHRIS KING NoThreadSet 1-1/8"

僕的にもですし、オーナー様的にも一番のお気に入りポイントはここじゃないでしょうか？笑(違ったらすいません)
無難に選ぶならブラック、もしくはLEGACYのロゴカラーに合わせたゴールドですが、せっかくならちょい外して遊びましょうってことでMatte Mangoをセレクト。

店頭にあったCHRIS KINGを各色あてがいながら、『これは無難ですね〜』『これはちょっと外しすぎですかね〜』とか話しながらカラーやカスタムを決めていく、僕らにとっても至福のひとときです。

ホイール : BROTURES SHRED88 CARBON WHEEL

721TRはアルミリムなので、LEGACYでは違った走行感とルックスを手にするためにもSHRED88をセレクト。
リムハイトが高くなることで前方からの風を切り裂くように走り高速域での安定感向上。
風を切り裂くようにって書きましたが、実際に走ってる時に聞こえ感じる風切り音は楽しさすら覚えます。
SHRED60と迷いがちな部分ですが、過去掲載していたLEGACYのカスタムに惚れたみたいです。

これがそのカスタム↓

LEGACYリリース時期(2022年)に作ったカスタム車体、紹介ブログに載せていたものまで掘り下げてくれてたみたいです。

クランク : By BROTURES BEAT CRANK SET

僕も実際にLEGACYで使ってるBEAT。
レスポンスの良さ・初速の軽快さ・メンテナンス性の良さ・価格帯、全てが高水準で良いバランスで噛み合ってるクランクです。
オーナー様が乗るのは通勤やオフの日、街中(ストリート)がメイン。
信号が多い大阪市内を走るなら尚更レスポンスの良さ・初速の軽快さの恩恵は大きいし、毎日使うからこそガタつきや緩みは出づらい方が良い。

サドル : selle SAN MARCO ROLLS "Le Rino"

抜け感と高級感、そのどちらも欲しい人にちょうどハマるサドル。
サドル以外のカスタムに着目するとゴリゴリストリート、って感じもしますがサドルで良いバランスを保ってますね。

完成車をそのまま乗るのももちろん良いですが、カスタムオーダーにはそれとは違った楽しさがあります。

それは、「正解がひとつじゃない世界を楽しめること」 です。

使うシーン、好み、見た目、乗り心地、スピード、重量など。
何を優先するかはオーナー次第。
同じフレームでも、選ぶパーツが違えば仕上がりの性格もまったく変わります。

完成後も好みやスタイルが一貫することの方が少ないです、「次はハブを変えたいな」「チェーンリングだけ変えたらどうなるんだろ」と、"今"の自分のスタイルや好みに合わせてカスタムは楽しみ続けることができます。

これからピストバイクに乗り出そうとお考えの方も、すでにお持ちの方もぜひ参考にしてみてください！

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カズ