このピストを選ぶことに意味がある。
ピストに欠かせない日本の競輪文化ですが、ハンドメイドでフレームを制作できるビルダーは年々減っているそうです。
世界中を見渡しても類を見ない美しい造形と、約70kmものスピードを支える力強さ。
ピストバイクショップとして日本が誇るモノ造りの技術と精神を廃れさせるわけにはいかない。
そんな想いでこのプロジェクトを立ち上げました。
"DONTZER × BROTURES The 1st Collaboration【DON CLASSICO】"
かねてより交流のあるフレーム工房の「TR」さんにご協力いただき、
若手のビルダーが全ての製造工程を行うことでハンドメイドのフレームを驚くほど手頃にご提供できることになりました。
DONTZER DON CLASSICO FrameSet
実はこのフレームを全て製造している若手ビルダーの岡崎さん(トム)と僕は10代の頃にBROTURES HARAJUKUで共にメカニックとして働いていました。
控えめな性格だけど結構ヤバイやつです。
同い年ということもあって、トムと元スタッフのノリを特に慕っていたのを記憶しています。
僕が今乗っているバイクもトムにオーダーメイドで組んでもらったフレームなので、このDON CLASSICOの兄弟分みたいなものでしょうか?
競輪文化を過去のものにしたくない、という想いと、そのビルダーが僕の愛車の生みの親なのだからこのプロジェクトへは一家言あります。
お客さんからしたらハンドメイドの上質なフレームを手頃に買えるってメリットが大きいかもしれませんね。
ただ、新参者だろうと古参だろうとDON CLASSICOを選ぶということは、
片足突っ込んだピストカルチャーのこれからを支えていることを意味します。
設計から仕上げまで元競輪選手の師匠のお墨付き。
本当に乗りやすいピストバイクです。
かなり無理言って造ってもらっているので生産数には限りがあります。
残り4本くらいかな?パイプ単位で在庫確保してますので全サイズでご案内できます。
「100年先を見据えた「3世代に愛される」自転車ブランドを目指して」
作り手も乗り手もいるからこそのピストカルチャーです。
せっかくピストに乗るならDON CLASSICOを僕は勧めたい。
Toshi
BROTURES YOKOHAMA
Toshi