細部にこそこだわりを。
個人的にはピストバイクはシンプルなだけに、どれだけ細部にこだわれるかがそのバイクの個性や完成度に直結するのだと思っています。
もちろんホイールやハンドルなどは、わかりやすくバイクのルックスや方向性が決まるパーツです。
でもそれだけじゃあみんな似たようなカスタムになって面白みがない。
人気のDosnoventaを定番のパーツを使いつつも細かいところにまでこだわって組んでみました。
DOSNOVENTA DETROIT Frame Set
一見シンプルな1台ですが自分なりのこだわりが詰まっています。
わかりやすいところだとホイールですかね。
AT-25 x BROTURES TRACK HUBって定番な組み合わせですが、ユニークなスポークをチョイスしてみました。
H PLUS SON AT-25 × BROTURES TRACK HUB
カスタムホイールのオーダーはたくさんいただくのですが、スポークはおまかせでって方が多いです。
せっかくホイールを組むならここもこだわって損はないはずです。
今回はブロンズカラーの珍しいスポークをチョイスしました。
特徴的な見た目ですが、性能面でも優れています。
特殊加工を施したステンレス鋼材で造られており、従来品と比べてテンションの低下を起こしにくく、 エルボー部分の耐破断性能も向上しているとのこと。
つまり、かかりが良く、振れにくいってことですね。
Sim Works by Nitto Froggy Seat Post
めちゃ細かいけどバックロゴが可愛いこのシートポスト。
これもスポークと同様のSIM WORKS別注。
NITTO製でNJSモデルと同じヤグラ構造なのでサドルクランプはかなり強靭。
グロス感がフレームともマッチしてるし、さり気ないアクセントがいいと思いません?
僕が今1番欲しいパーツです。
sella ITALIA MILANO FLITE "Bullitt"
サドルはブラックでも良かったけど、ちょっとハズしてみました。
もちろん統一感は出しつつね。
FLITEのMILANOシリーズのBullittってカラーです。
レザーサドルなので乗れば乗るほど味が出るので経年が楽しめると思います。
クランク:SUGINO SG75 CRANK
チェーンリング:BOX14 BOXBUEGEL V2
ここまで色味で違いを出してきたのでクランクに遊びのあるチェーンリングを選んでみました。
ピストクランクのマスターピースのSUGINO75にオランダの新興ブランドBOX14の組み合わせ。
ユニークな形状が意外と存在感あっていい感じ。
グロスとマットのコントラスをも相まって違和感はないけど地味すぎない印象が丁度いいでしょ。
精度も僕らのお墨付き。かなりクオリティ高いです。
THOMSON CARBON RISER BAR
ハンドル、ステムはTHOMSONで抜かりなく。
やっぱりここは世界中で選ばれる理由があるんです。
耐久性、デザイン、価格、総合力でTHOMSONに勝てるブランドを探すのは難しいです。
いかがでしたでしょうか?
正直、改めてご紹介するまでもない”ド定番”なパーツを主に使っていますが、細部をユニークにこだわるだけで玄人感出るでしょ?
個人的にはこんなカスタムが好きだし得意です。
いいなって思ってもらえたら方向性が決まってなくてもお気軽にご相談くださいね。
ニュアンスだけでもお伝えいただければ僕の趣味嗜好に偏ったご提案をさせていただきますので。
Toshi
BROTURES YOKOHAMA
Toshi