100%趣味のための自転車
いろんなピストを見てきたけど、KORY YORKはそれらとどこか一線を画する気がする。
リーダーとかドスノヴェンタみたいにゴリゴリにレーシーではないし、
かと言ってツーリングやコミューターってわけでもなさそう。
ありそうでなかったけど、どこか懐かしい。
前衛的で斬新なのにノスタルジック。
KORY YORKはそんな矛盾を違和感なく表現しているブランドです。
[KORY YORK]
この独特な雰囲気はどこからくるのだろう。
三角のチューブだったり、アルミフレームとスレッドフォークの組み合わせとか
わかりやすい特徴はあれど、1番はフレームのジオメトリーにあるんじゃないでしょうか。
美しいネガティブスローピングのトップチューブ。短めにとられたチェーンステー。キツめのシート角。
こうして自転車として見ると、これ以上ないほどに美しいフレームのトライアングルを生み出しています。
タイヤとフレームのクリアランスが前後ともビッタビタ。コンパクトなシルエットは見るからにキビキビとした印象です。
そこには彼らのピストに対する哲学と美学すら感じられます。
僕の勝手な印象ですが、KORY YORKはとことん趣味のために作られたピストなんだと思います。
一般的に乗りやすい自転車ではないかもしれないし、万人に受け入れられるフレームでもない。
でもピストってもともとそういう乗り物だったじゃん。
ビジネスとかムーブメントとか、とりあえず一旦脇に置いて彼らの好きなピストというカルチャーから再構築したようなバイクです。
フレーム:KORY YORK K2
ハンドル:NITTO B260AAF
ステム:NITTO NJ PRO
クランク:SUGINO 75+ZEN
Fホイール:ZIPP 404
Rホイール:MAVIC OPEN PRO x PHILWOOD PRO TRACK HUB
サドル:SELLE ITALIA FLITE 1990
それなら彼らも体現しているように僕もこんなアッセンブルで乗ってもらいたい。
ペダリング効率が〜とか、空気抵抗が〜とか、そういうことばっか考えてたら疲れちゃいません?
趣味なんだから無駄があってもいいじゃない。
そんなことよりも、ピストらしいクイックでスリリングな乗り味を楽しんでほしい。
これが彼らなりのピストバイクへのリスペクトを形にしたフレームなのだと僕は思えてなりません。
非常に趣向性の高いフレームです。イタリアンハンドメイド故に決して安くはありません。
しかし趣味にお金と時間をかける贅沢と幸せを教えてくれるブランドです。
toshi
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