8万円台で買えるピストバイク徹底比較
先日、ピストバイクのFUJI FEATHERが入荷致しました。
日本の伝統的な競技である"競輪"で使用される競技車両への大きなリスペクトが詰まっており、極限まで削ぎ落とされたシンプルな機能美は乗り手の個性を最大限に引き出す1台となっております。
FUJI FEATHER COMPLETE BIKE ¥89,100- in tax
早速、先週末から多くのお問い合わせを頂きましてご成約の方もいらっしゃいました。”学割キャンペーン実施中” ということで学生さんのご来店もかなり多く、その中で幾つか頂いたのが
「 FEATHER と BLANKS ってどっちが良いの?」というご質問。
BLANKSといえば、BROTURESで取り扱いのあるカリフォルニア生まれのピストバイクブランド ”LOCAL BIKES" からリリースされているスチールフレーム。
LOCAL BIKES BLANKS ¥85,800- in tax
こちらも完成車で8万円台という驚異的なコストパフォーマンスを誇り、昨年のリリースから爆発的な人気を博しているモデルです。
金額は殆ど同じくらいだし、どんな違いがあるんだろう?どっちが良いんだろう?と疑問に思う気持ちも大いに頷けます。
今回はそんな疑問を解消する為に、2つのポイントに分けてFEATHERとBLANKSを徹底分析してみます!
◎ポイント1 スレッドステム or アヘッドステム
1つ目のポイントはズバリ、ステムです!
何やら似たようなステムの名前ですが、かなり違いがあるのがこの2つ。
こちらの図を見て頂けると分かるように構造が全く異なる両者。
スレッドステム:昔からあるステムの形状でシティサイクルやトラックレーサーなどに使用されています。 見た目がシンプルでハンドルの高さ調整が容易ですが、固定がやや弱いためマウンテンバイクやBMXの激しい動きには不向きです。
使用フレーム:FUJI FEATHER・HOW I ROLL CHAMP・NJS など
アヘッドステム:主にマウンテンバイクやBMXなどに使われているステムで、軽量で剛性が高くメンテナンスが容易に出来ます。フォークから伸びたコラムに直接ステムを挟み付けて固定される仕組みで、突き出た部分の長さだけしかハンドルの高さが調整で出来ないというデメリットもあります。
使用フレーム:LOCAL BIKES BLANKS・LEADER・TYRANT BIKES など
どちらも長所・短所ありますが、ピストバイクの醍醐味であるカスタムを楽しむのであればアヘッドステムを装備している BLANKS がお勧め。
というのも、BROTURESでも馴染みの強い THOMSON X4 STEM 、DEDA ZERO100 STEM などは全てアヘッドステム。各パーツブランドもアヘッドステムの生産がメインなので、カスタムで選べる選択肢が豊富という訳です。
◎ポイント2 純正パーツのハンドル
2つ目のポイントは完成車でご購入した際に付いてくるハンドルの種類です!
上記の写真の通り、
FUJI FEATHER にはトラックドロップハンドル
LOCAL BIKES BLANKS にはライザーバーが標準装備。
こればかりは正直見た目の好みの話ではあるので、優越はつけ難いポイントです。FUJI FEATHERは競輪リスペクトを込めたトラックドロップハンドルがよく似合うし、気軽な移動や街乗りをメインに作られたLOCAL BIKES BLANKSには楽に乗れるライザーハンドルが装備されています。
個人的にはドロップハンドルの前傾姿勢なライディングが苦手なので、楽に握れるライザーバーが好みです。笑
ピストバイクをお探しの諸君、ご来店お待ちしております!!
BROTURES HARAJUKU
Ono Tatsuki