カスタム次第でこのモデルはモンスターマシンと化す。

"世界中の人々にLEADERの世界観を届けたい"

721TRはピストカルチャーを一人でも多くのライダーに届けるために、 LEADERとしてのアイデンティティは継承しつつ、 コンポーネントやパイプ選定をシビアに行い、コスト削減したモデル。
無垢で潔いフォルムと躍動的な操作性を併せ持つ721TRは、エネルギーに溢れた若者の相棒としても相性が最高です。

冒頭の説明通り、721TRはLEADERに憧れる全ての人にとって手が出し易いモデルにする為に制作され、完成車で ¥121,000- という価格を実現。
ピストバイクを選ぶ上で、値段が安いに越したことは無いし、車体の値段が安い方がカスタムにお金をかけ易いのも事実です。
BROTURESのお客様で721TRをカスタムしながらメッセンジャーを務めたり、クリテリウムレースに出場される方もいるくらい、フレームのスペックは間違い無し。
今回は、LEADER 721TR をベースに予算ごとのお勧めカスタムをまとめてみましたので早速みていきましょう!

・予算 ¥130,000〜160,000- 

最初はこれくらいの予算で721TRのカスタムバイクを組んでみよう。

車体の金額が ¥121,000-で、鍵やライトの備品類を揃えるとなれば何だかんだそれだけで ¥135,000-位に落ち着きます。となれば予算の中でカスタムに使えるのは ¥10,000〜20,000- 程度。

そこで僕が先ずお勧めしたいのはタイヤカスタム

721TRに標準で履いているタイヤは良くも悪くも普通。タイヤって自転車の中で唯一地面と接するパーツなので、ここの性能が走りに大きく影響します。

という事でスタッフ使用率も高い、選りすぐりの高性能タイヤをご紹介。

 

CONTINENTAL GRANDPRIX5000 ¥11,000- in tax

ベストタイヤと呼ばれた GRANDPRIX4000 の発売から10年以上の時を経て、さらなる性能を向上させた GRANDPRIX5000

タイヤ回転時に負荷として加わる転がり抵抗を極限に抑えた本製品は、抜群の回転性能を誇ります。ブランドとして耐久性に自信を持つCONTINENTALならではの高耐久も勿論継承し、最高の走行性能と耐久性を高次元で併せ持つ高級タイヤです。

僕自身初めてこのタイヤを付けた時は、思わず声が出るほど走り心地が変わりました。目を瞑って乗っても違いが分かります。(大袈裟じゃ無いですよ)

 CONTINENTAL GATORSKIN ¥8,500- in tax

もう1本のお勧めタイヤは勿論これ、CONTINENTAL GATORSKIN です。

BROTURESではお馴染みの本製品の異名は"ベスト・オブ・スキッドタイヤ"。

CONTINENTAL製タイヤの中でも突出した耐久性と耐パンク性能を誇り、どんなにタフなライディングをしても存分にその力を発揮してくれる1本です。

初めてのピストバイクでスキッドトリックに憧れる人も多いはず、そんな貴方に是非選んで頂きたいのがこの GATORSKIN です。

個人的には高回転性能のGRANDPRIX5000をフロントに、高耐久性能のGATORSKINをリアにセットするのがお勧め。(僕もこのセッティングです)

このカスタムで合計 ¥19,500- in tax。しっかりと予算内に収まるカスタムですのでご参考までにどうぞ。

・予算 ¥170,000〜200,000- 

次はこれくらいの予算でカスタムバイクを組んでみよう。

この予算があれば、割と自分のやりたいカスタムが出来るようになってきます。ルックスを拘るも良し、走行性能を拘るも良し。

その中で僕だったら、という目線でお勧めしたいのはハンドルカスタム

721TRに標準装備で付いてくるドロップハンドル、レーシーな雰囲気がフレームとマッチして格好良いのですが、街乗りという観点で考えれば正直乗りにくい、、

ましてやピストバイクに初めて乗る方は尚更。スキッドも練習しにくいしね。

そんな悩みを解決してくれるのが、ライザーハンドルという種類のハンドル。

こんな感じの幅が長めで、フラットに近いけど少しだけUPしてる形状のハンドルをライザーバーと呼びます。 NITTO FOR SHRED BAR は数あるライザーバーの中でも握り心地が絶妙で、安定した走行のサポートとスタイリッシュなルックスを両立。
偶然にも上記の写真では 721TR に FOR SHRED BAR がセットされていますので、イメージ画としてご活用下さい。笑
予算内でもう少しグレードアップしたい、という方にお勧めなのがこちらのライザーバー。名門コンポーネントブランド THOMSON が誇るMTB向けライザーバーのカーボンモデルです。先述のNITTO FOR SHRED BAR や通常モデルのTHOMSON RISER BAR に使用されるハンドル素材はアルミニウム、ですがこちらの逸品に使用されるのはパーツ素材の中でも特に高級素材であるカーボンです。
カーボン特有のしなやかさと強度、そして抜群の軽さは是非体感して欲しい。是非店頭で手に取ってみて下さい。
注)ハンドルをライザーバーにカスタムする際はブレーキレバーの径が変わるので、ライザーバーに合う22.2mm径のブレーキレバーをお使い下さい。
(DIA-COMPE MX-1 MX-1 SS-6・TEKTRO FL750・PAUL LOVE LEVER etc.)
そしてライザーバーには欠かせないハンドルグリップ。
こちらも形やカラーが多種多様ですが、個人的なイチオシはやっぱりこれ。
ゴルフグリップで有名な IOMIC から販売されている自転車用グリップで、優れたグリップ性やゴム製と比較して硬化しづらく長持ちする耐久性を実現。100%ウォータープルーフ素材なので、雨や汗に強く水洗いも可能な点も嬉しい。
ハンドル周りのカスタムはこの辺でOK!
選ぶハンドル・ブレーキレバーにも左右しますが、大体 ¥15,000〜40,000- でカスタム出来ますので、備品類・タイヤカスタムを含めてもご予算内に収まってくるかと思います。

・予算 ¥220,000〜300,000- 

最後はこれくらいの予算感でカスタムしてみよう。

もうこの予算があれば、好きなようにやりたいようにある程度は何でも出来ます。

高級モデルが多いクランクをカスタムするも良し、見た目がガラッと変わるホイールを変えるも良し、好きなスタイルを求めて頂ければと思います。

僕だったらどうカスタムしようかな〜。

やっぱりクランクかな!なんせピストバイクの走行性能を左右するエンジン部分ですから。タイヤ・ハンドルもカスタムする前提で考えると、クランクカスタムの予算は ¥100,000〜120,000- 位。ならコイツを付けるしかないでしょう。

SUGINO SG75 CRANK ¥61,600- in tax

モノ作り大国日本で100年以上も自転車パーツを作り続けてきた「株式会社スギノエンジニアリング」が世界に誇る最強クランク、SG75 CRANK です。競輪選手御用達、トラックレースで数多の実績を残すNJS認定品で、トップアスリートのパワーを無駄なく動力に繋げる強靭な本製品は、ピスト乗りにとって永遠の憧れです。

SUGINO ZEN144 CHAINRING ¥36,300-

そんなSG75 CRANKに合わせるは勿論 SUGINO ZEN です。SG75 CRANK 同様にNJS認定を受けた、世界一有名なチェーンリングと言っても過言ではないSUGINOの技術が詰まった1枚。歯ひとつひとつの圧倒的な精度と最強の剛性。僕が好きなピストライダーは大体ZENを使っていますね。

SUGINO CBB-SG75 Square Taper BB ¥18,810- in tax

最後にBB (ボトムブラケット) を揃えればクランクセットが完成です。

こちらはSG75 CRANK 専用に設計されたBBで、カートリッジタイプのシールドベアリング仕様なのでメンテナンスフリーで75の力を最大限引き出します。

このSUGINO 75仕様のクランクセット、合計金額が¥116,710- in tax。なんとか予算内に収まりましたね。因みにSUGINOには SUGINO SG75 SUPER CERAMIC BB という激ヤバ化け物BBも存在するので、更なるアップデートも可能。参考までに。

こんなところでしょうか。

今回カスタムの例に出した LEADER 721TR 以外をご検討の方も、是非店頭でご予算やカスタムイメージをご教授頂ければ、プロ目線でのベストチョイスをお伝え致します!学割というお得なキャンペーンも実施中ですので、学生様は是非そちらもご活用下さい!

それでは。

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