新しいALLDAY CRANKを買うべき人とは?
今月リリースされたby BROTURES ALLDAY CRANK。
BROTURESスタッフの「あったらいいな」を形にしたリアルなプロダクツです。
実際どんな人にオススメなのか?
ALLDAY CRANKの特徴と合わせてご紹介します。
結論から言うと、ALLDAY CRANKを最も勧めたい人は...
完成車の純正クランクのままの人です!!
その理由を2つの観点から深掘りしていこうと思います。
1. チェーンリングの精度が良い
クランクに限った話ではありませんが、完成車の純正パーツって良くも悪くもコストを抑えるためにリーズナブルなものが付属することが多いです。
純正クランクのチェーンリングに関しては面が出てなかったり、
真円がとれてなかったりで3次元的にラウンドしています。
ホイールやチェーン交換、注油などのメンテナンスをしたことがある人ならわかると思いますが、
純正パーツはチェーンが大きくたるむ部分とそうじゃない部分でチェーンテンションにムラが出やすいです。
実はこれが結構パワーロスを生んでるんです。
その点、ALLDAY CRANKの付属のチェーンリングは価格の割に精度が高いのでスムーズなペダリングができます。
素材も7075という品番の硬いアルミを採用している為、踏んだ力をしっかりと推進力に変換してくれます。
じゃあ純正クランクのチェーンリングをカスタムすればいいじゃん。
ってなりますよね。
そう簡単な話じゃないのが厄介なところ。
2. ギア比の細かい調整がしやすい
先ほどのことから純正クランクのチェーンリングを交換した方が良さそうだぞってことはわかってもらえたと思います。
チェーンリングを交換するメリットは
・パーツのアップグレード
・ギア比を細かく調整できる
というところにあります。
ギア比はチェーンリングの歯数÷コグの歯数で求められます。
例えばLEADERの721TRの純正は48T÷16Tで3.0というギア比です。
ちょっと自分には重いんだよな〜って感じる場合はギア比の数字を小さくすることでペダリングを軽くすることができます。
ギア比は0.1違うだけで結構フィーリングも変わります。
コグだけの交換だと細かなギア比の調整ができないのでチェーンリングの交換が必要になるのです。
ここで問題になるのがチェーンリングの規格。
ピストのチェーンリングに規格は大きく分けて2種類存在します。
単品売りしている精度の高いチェーンリングは軒並みPCD144という規格です。
ところが純正クランクのほとんどがPCD130といって互換性がありません。
精度の高いチェーンリングにしたい or ギア比を細かく調整したい。
そのためだけに6~9万もするクランクに交換するのは躊躇っちゃいますよね。。。
そこでALLDAY CRANKなのです。
By BROTURES ALLDAY CRANK ¥25,300(in tax)
2万円台の手頃な価格でチェーンリングのカスタムがしやすいPCD144の規格のクランクは稀有です。
BBも付属するのでこのままポン付けできるのもポイント高め。
足回りをアップデートしたい、けど一気に予算をかけられない。
そんなジレンマを抱える人が段階的にカスタムができるクランクなのです。
デザインに関してはどんなフレームにもマッチするようにシンプルに、尚且つつまらない仕上がりにならないようにこだわりました。
今はなきカンパニョーロピスタを彷彿とさせる流線的なデザインで本家にはなかったブラックとポリッシュの2カラーでご用意しています。
これから新車でピストをお考えの方もここを押さえといて損はないです。
上級者カスタムの第一歩として欠かせないパーツなのでこの機会にご検討くださいね。
Toshi
BROTURES YOKOHAMA
Toshi