"漆黒"から"潤白"への載せ替えオーダー。
こんにちは、レンです。
今日のブログはカスタムの究極地点"載せ替え"を行った方のバイクチェック。
この方はDOSNOVENTA DETROITとLEADER 735TRを所有。
その中の735TRを今回載せ替えさせて頂きました。
これが元の姿。漆黒のマットブラックはLEADERといえばのルックス。
隅々までしっかりとカスタムされているのでこの状態でもすでに最高の乗り味でしょう。
このカスタムパーツ達を継承したフレームはTYRANT BIKES KAGEROになります。
TYRANT BIKES KAGERO FRAME SET ¥132,000-INTAX
漆黒のエアロフレームから真逆の潤白の丸パイプアルミフレームへ。
TYRANTといえばこのモデルでしょう。ファーストモデルのKAGERO。
シンプルな丸パイプでルックスはスタイリッシュに決まり、攻撃的なパシュート設計も走行性とのバランスが取れたジオメトリーで乗り心地もとても良いフレーム。
735TRとDETROITを乗っていった中で、KAGEROの存在はずっと気になっていたそうで。
やっぱ前下がりのパシュートフレームってピストらしいじゃないですか。
そこに惹かれる人はきっと多いはず。僕もその一人ですから。
そこで、しっかり遊び切った735TRを一度降りてフレームをカスタムする流れになりました。
載せ替えの際に追加したパーツはシートポストとヘッドパーツのみ。
ほぼ完全な載せ替えですね。その分フレームの違いがダイレクトに感じられます。
差し色として選んだCHRIS KINGのヘッドパーツは復刻したマットマンゴーというカラー。
シートポストにはシルバーのTHOMSONをいれて全体の印象が重たくなりすぎないルックスに仕上げました。
少しずつカスタムを重ねフルスペックになった735TRについていたコンポーネント達。
735TR純正のVISIONクランクだってチェーンリングはDIGIRIT、OBBはWISH BONEのセラミックベアリングにアップデートされている。
ただでさえよく回るクランクですが、さらに本格的に走れるスペックへと昇華されています。
KAGEROは僕自身も5年近く乗っているフレームですが、一番の良いところはコスパの良さ。
6069番アルミを使用したアルミフレームは他にENGINE11 CRIT-Dが有名ですが、レースフレームにもよく使われている素材。
硬さとしなりのバランスが取れたパイプとなっており、ストリートでのスキッドやクイックな動きにしっかり反応してくれるし、それでいて適度な柔らかさが体への余計な負荷を軽減してくれます。
なおかつKAGEROはフルカーボンフォークを採用しており、車体前方に軽さを出しているのでスタートダッシュも軽くなります。
ここまでのフレームスペックでこの価格で手に入るフレームは貴重な存在。
今の世界的情勢の中で価格を変えずに安定供給ができているブランド自体珍しいとのこと。
僕らBROTURESスタッフからの人気と使用率の高さがこのフレームの良さを裏付けていますね。
TYRANT BIKESはそれだけ価値のあるブランドというわけです。
735TRからの載せ替え。
また新たな乗り味を体感して頂き、ピストバイクを楽しんでいただきたい。
メンテナンスついでのKAGEROインプレッションお待ちしています。
REN
BROTURES OSAKA
Ren