初心者必見、721TRと725TRの違いはココ

こんにちは、原宿店 小野です。

今回はですね、BROTURESでも屈指の人気を誇る LEADER からリリースされているピストバイク、721TR・725TR の違いについて解説していこうと思います!

LEADER 725TR Complete Bike

LEADER 721TR Complete Bike

今までに、ルックスが似ている 725TRと735TR同価格帯の 721TRとCURE の比較解説の記事はよく目にしてきましたが、721TRと725TRの比較解説は意外としてこなかったなという事で、ご検討中の方の参考になればと思います!

ーー比較その1 値段 ーー

先ず最初に大きく異なるのが、Complete Bike (完成車)で購入時の値段です。

LEADER 725TR Complete Bike  ¥176,000- in tax

LEADER 721TR Complete Bike  ¥121,000- in tax

モデルの違いがあれど、完成車の値段が約5万円程異なるので、ご予算や用途に合わせて選んで頂ければと思います。

じゃあその中でなんでこの約5万円の値段の差があるのかについても、バッチリ解説していこうかと。

ーー比較その2 フレーム形状 ーー

続いて異なるのが、各々のフレームの形になります。

下に載せてあるのが、721TR(上)725TR(下)のフレームを寄りで見た時の写真。

721TRは全体的にパイプが丸く、725TRは平べったい作りなのが分かりますね。
この平べったいフレームの事を自転車用語で「エアロフレーム」と呼びます。「エアロ」とは 空気抵抗を減らすことでスピードをアップさせることができる原理のこと。
走行時に進行方向から受ける空気抵抗を最低限に抑える為に、725TRのフレームは平べったく作られているというわけです。
そんなフレーム形状に合わせて、725TRには専用設計カーボン製シートポストが付属します。
カーボンは自転車パーツにおいて最高級と呼ばれており、軽い・強い・腐食しない と三拍子揃った素材なんです。また振動吸収性も高い為、シートポストのような振動や衝撃を受け易いパーツ箇所において大きな恩恵を受けます。
逆に721TRには、一般的なピストバイクに使用される規格のアルミ製シートポストが付属
725TRのような専用設計シートポストでは無いので、他ブランドのシートポストにアップデートカスタムが出来るのがメリット。
下写真のように標準装備のブラック以外のカラーリングのシートポストをつける事が出来るのもGOOD。

ーー比較その3 用途 ーー

フレーム形状の比較に続いて、各々の本来の用途についても軽くご説明しようかと思います。

・725TRはトップチューブが長いワイドジオメトリーが特徴。

ホイール同士の距離も広いので安定感のあるライディングが可能です。形状的には短い距離をクイックに駆け抜ける、というより長い距離を安定性を保ちながら巡航する、という走りに向いています。

毎日の通勤通学の距離が長い、定期的にピストバイクでロングライドをしたい、という方に特にお勧めのモデルです。

・721TRはトップチューブが短いコンパクトジオメトリーが特徴。

725TRと比較して全体的にコンパクト、更にクイックなハンドリングが出来るので都内のような入り組んだ街中を颯爽と走るのに最適です。

毎日の通勤通学の距離が短い、思いっきりかっ飛ばしてピストバイクを乗りたい、という方に特にお勧めのモデルです。

ーー比較その4 純正パーツ ーー

完成車を構成する上での標準装備のパーツも勿論異なります。

例えばクランク。

721TR:PCD130規格のカートリッジBBクランクが標準装備

725TR:PCD144規格のダイレクトクランクが標準装備

従来のカートリッジBBクランクより剛性が高くパワーロスも少ないダイレクトクランクが、725TRには純正パーツで付いてきます。

続いてホイール。

721TR:24mmハイトの薄リムホイール

725TR:42mmハイトのセミディープリムホイール

性能面で言えばそこまで大差はありませんが、LEADERのような太いパイプを使用したアルミフレームとの相性はやはり後者の方が人気です。

最後にホイールに付いているタイヤも異なります。

721TR:ノーブランドタイヤ

725TR:GOODYEAR EAGLE F1

721TRにはブランドが付いていない安タイヤが付いてきますが、725TRには有名ブランドGOODYEARのロードタイヤが標準装備。

やはり全体的に725TRの方が純正パーツのスペックは高めです。

ここはやはり値段の差が顕著に出る部分ですが、先述でも触れました通り721TRは725TRより約5万円も安いので、浮いた金額で自由にカスタムするというのもアリですよね。

 

こんなところでしょうか。

まだまだ細かいモデル同士の小さな違いは御座いますが、残りは是非店頭でご説明出来ればと思います。

今回のブログを参考にして頂いて、自分に合ったモデル選びをして頂ければ幸いです。

それでは!

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