スタッフが完成車のホイールを"絶対に使わない"理由。
こんにちは、レンです。
僕たちが絶対に完成車のホイールを使わない理由はなんでなのか?
今日はこれについてまとめようと思います。
先に結論をお話しすると"もろくて弱いから"です。
まず、完成車のホイールとはなんなのかと言うと、LEADER各モデルやBLANKSなどのコンプリートバイクに付属してくるスタンダードホイールのことですね。
これらはコンプリートバイク用コンポーネントを作る工場によって作られるもので、基本的にノーブランドです。
基本的な安全を確保されたクオリティで作られるので、特段メリットなどはなく、本当普通って言葉がしっくりくるものになっています。
なので、僕たちは自分たちで1から組む"手組みホイール"をみんな使っています。
BROTURESスタッフ使用率100%といって大丈夫です。
ピストバイクに乗るにあたって手組みホイールはマストアイテムなわけです。
では、実際のところ完組と手組みの大きな違いはなんなのか。
それを解説しようと思います。
1.剛性の違い。
これはホイールにおいて必須条件。
ホイールの剛性が低いと走行時に"たわみ"が発生し、力がちゃんと伝わりません。
それだけではなく、スポークに余計な負荷がかかりスポークが折れたりホイールが歪んだりします。
手組みホイールはその剛性を上げることができます。
それは1本1本のスポークテンションを最大限まで上げて組み上げるから。
人の手によって計測し調整することによって、強度は格段に上がります。
おかげで歪みにくく、なおかつ力の伝達力も上がったホイールが組み上がると言うことです。
2.多様な選択肢。
これが1番のメリットと言えるでしょう。
手組みホイールはリム、ハブ、スポークを全て自らチョイスし、組み上げることになるのでその組み合わせは何通りもあります。
本来、完組ホイールはオールブラックカオールシルバーがほとんど。
ですが手組みホイールでならそれぞれのリムカラーも選べるし、艶ありやマットも選べる。
中には多彩なカラーを持つハブブランドもあるので、自分の好きなカラーを入れたりも可能。
完全に自分仕様のホイールを組み上げることができると言うことですね。
BROTURES OSAKAは特に手組みホイールのオーダーが多く数多くの組み合わせを組んできたので、圧倒的に自信があります。
店頭にも多くの手組みホイールを準備しているので、その中で迷ったらまずこれってのを紹介しますね。
BROTURES WIVER × BROTURES TRACK HUB
ベーシックな組み合わせの中で最もコストバランスをとった組み合わせ。
この組み合わせにしとけば間違いなく、純正の完組ホイールからのグレードアップが感じられます。
ブラックとポリッシュの選択肢がリム・ハブ共にあるので、組み合わせは4種類。
スポークのカラー選択を含めると11パターン以上の組み合わせが可能と、これだけで十人十色なんですよね。
今は店頭には下の組み合わせがすぐにつけれる状態で用意されています。
もちろん、店頭に準備ないものはこの組み合わせで組んでくださいと オーダー頂けましたら組ませて頂きます。
体感することでより一層良さを感じてもらえます。
まずは完成車についたホイールから手組みホイールへとアップデートしてみましょう。
乗り心地がより最高なものになります。
REN
BROTURES OSAKA