ピストバイクだからできる「ストリートとクラシックの融合」。

「ストリートとクラシック」
なんだか相反するように感じられるこの二つだけど、ピストバイクはこの組み合わせでシナジーが発揮されることがあります。
都会的で実用性がありながら、見た目は洗練され、美意識を持ち合わせた1台になりえる。
言葉だけでは伝わらない。だから1台、組ませて頂きました。
HOW I ROLL CHAMP Silver Metallic
フレームは再入荷したばかりのHOW I ROLL CHAMPのシルバーメタリック。
NJSの遺伝子が組み込まれたジオメトリーだからこそ、クラシックな佇まいの中に、どこか攻めた感じがある。
細身のスチールパイプを使用しつつ、無駄のないデザインは、まさにクラシックスタイル。
高級感のある見た目に反し、価格は10万円ちょっとと乗り出しやすい一台。
CHAMPそのものが「ストリートクラシック」であるのだ。
ここに入るホイールがSHRED60mmカーボンホイール。
ディープリムホイールでストリートらしさを醸しつつ、カーボン使用でスチールの重量感を相殺させ、より加速感に優れた仕様にする。
一見モダンよりになりがちだが、あえてリムハイトを60mmで抑えることでクラシックさを残す。
ここがポイント。
インパクトを与えつつも、横風の抵抗も受けにくい。一押しのホイールなんだとか。
ハンドルにはNITTO B220 ライザーバーをセレクト。クラシックなライザーバーで、ストリートでの操作性も良。細身のクロモリフレームにこのハンドルは王道かつクラシックスタイルなのです。
クラシカルなフォルムと上質なレザーの質感が、バイク全体をぐっと大人っぽく見せてくれる。
走りやすい姿勢を常に保ってくるところも好き。スタイルだけじゃなくちゃんと機能も担保してくれる。
今回のカスタムでは、まさに「ストリートとクラシックの融合」が体現されています。
-
HOW I ROLL CHAMP:クラシックなフォルム、クロモリ素材
-
BROTURES SHRED60 :ストリート直系の攻めたホイール
-
NITTO B220:老舗ブランドが作る、伝統的だけど攻めた形状のバー
-
SELLE ITALIA 1990:歴史あるサドルブランドの復刻レザーサドル
これらのパーツが「機能性・美しさ・カルチャー」を繋ぎ合わせて、一台のバイクに深みを生み出す。
ピストバイクのカスタムは十人十色、いや、もっとか。
だからこそ、型にハマらず、様々なデザインとテーマを組み合わせることができるわけなんです。
あなたならピストバイクをどんなデザインで、どのようなテーマでカスタムしますか?
mittz
