最初の一歩はLEADER 721TRがあったから踏み出せた
17年という長い歴史に幕が閉じようとしている"LEADER 721TR"
このモデルはきっと、多くの方のピストバイクデビューを支えた特別な1台だと今更ながら感じたり。
世の中的に、ピストバイクのエントリーモデルと呼ばれる類の車体は多く存在します。FUJI FEATHERなんかは特に有名なブランドという事もあり、エントリーバイクとしての認知は高いのかなって思います。
同じエントリーバイクという類になるFUJI FEATHERとLEADER 721TRですが、残してきた"歴史"は全く違うと僕は考えます。

『本格的なトラックバイクでありながら、街でも生きるフレーム』
本物のトラックジオメトリーを、トラックでも街でも楽しみたいライダーへ向けた、本格志向のフレームが721TRです。
当初からシンプルで扱いやすい“本物のトラックバイク”を求める初心者の為に開発を行っている事から、他のエントリーバイクとの質の高さは言うまでもなく良い。
その優れた走行性能と、空力を意識しつつ過度に攻めすぎないティアドロップ形状のエアロフレームの美しさ。

では、どんな歴史の違いが721TRにはあるのか。
それは間違いなくストリートへの"影響力"
721TRはその洗練された見た目により、ピストバイクとファッションを繋げた大きな役割を担ったと僕は考えます。
それはきっとFUJIの細身なフレームよりも大きな影響を与えたはず。

"街でも生きる"そう掲げられたこの1台だからこそ、ライダーが跨り街を駆け抜ける。
その姿1つでピストバイクに興味を抱き乗りたいと思わせられた人は多いはず。
他のエントリーバイクでは難しかったピストバイクとの出会いを、LEADER 721TRはファッションとピストバイクという掛け合わせ方で叶えてくれた。
ピストバイクが日本で普及した背景に、LEADER 721TRの存在は欠かせないはず。
そんな貢献した特別な1台が歴史を閉じる前に、登場した新カラーのGREY。
新たな時代の訪れと共に登場した新カラーを是非皆さんに選んでもらえたら嬉しいです。
BROTURES
GORI

BROTURES HARAJUKU
GORI