「競輪」じゃない。それがいい。
「競輪」と聞くと、無駄を削ぎ落とした細いフレーム。速さだけを追い求めたストイックな機材を思い浮かべます。
でも本日紹介する LEADER ANGELINO のフィールドは、トラックではなく路上。
それでもこのフレームを眺めていると、競輪の美学を落とし込みたくなる。

LEADER ANGELINO Complete Bike 2026
パッと見ると、どこか競輪を思わせるビジュアル。
しかし、いわゆるNJSパーツで固めた競輪仕様というわけではありません。 先ほどもお伝えした通り、この ANGELINO のフィールドは競輪場ではなく、アスファルトの上の路上。
そしてこのブログを読んでいる多くの方も、実際に競輪場を走るわけではないはずです。
きっと求めているのは、 競輪(NJS)のような美しいフレームを、街のアスファルトの上で走らせること。
そんなイメージに応えてくれる一台が、 この LEADER ANGELINO です。

競輪ではロープロファイルと呼ばれる薄いリムが使われます。
もちろん路上で使えないわけではありませんが、もしそのフレームが ANGELINO なら少し方向性が違う。
フレームのインパクトに合わせて、リムにもハイトを持たせることでストリートでの存在感が生まれます。
整備された競輪場とは違い、路上は段差や荒れた路面など様々な環境があります。
そうした状況でも安心して走れるよう、僕なら VELOCITY DEEP-V を選びます。
クラシカルなナローワイド形状に、30mmハイトの程よいボリューム。
ストリートでも映える万能リムです。
スポークはあえて放射状のラジアル組みに。
軽量化とミニマルな美しさを両立させました。
路上で走るバイクだからこそ成立するアッセンブルです。

路上で乗るとなれば、欠かせないのが BROTURESオリジナルパーツ。
今回はクランクに ALLDAY をチョイスしました。
レーススペックまでは必要ない。
それでも、手に取りやすく、見た目の美しさを損なわず、路上という環境でもしっかり耐えられる強度を持つ。
そんなバランスの良さがこのクランクの魅力です。
以前のYouTubeでも紹介しましたが、どこか某イタリアメーカーのトラッククランクを彷彿とさせるデザインも、このクランクを選んだ理由のひとつ。

NITTO B123 鉄 NJS
ここはNJSパーツをチョイスさせていただきました。すみません。
トラックドロップが入るだけで、どこか競輪のDNAを感じさせる。
見た目重視と言われるかもしれませんが、このハンドルはピストバイクだからこそ使えるハンドル。
他のジャンルの自転車ではほとんど使われることがないからこそ、一度触れてみるのも楽しいパーツだと思います。
操作は確かに少しハード。だけどその難しさを操るのが、また面白かったりする。
路上では少し天邪鬼なハンドルかもしれません。それでも、数々のストリートライダーが使ってきたハンドルです。
競輪だけのものではなく、ぜひ路上でも試してみてよ。


路上だからこそ許される組み合わせ。
憧れや「一度使ってみたい」という声の多い CHRISKING やPAUL。
競輪(NJS)仕様ではなかなか組み込めないパーツも、この一台なら違和感なく溶け込みます。
使ってみたいパーツを自由に選べる。そんな拡張性の高さも、ストリートピストの魅力。
競輪とは違う楽しみ方があるからこそ、あえて競輪フレームを選ばない理由にもなるのです。


美しいフレームは、競輪だけのものではありません。
モダンでありながら、どこかクラシカル。
ANGELINOのビジュアルは、時に競輪フレーム以上の存在感を放つことさえあるかもしれません。
それでいてフィールドは路上。街の中でも扱いやすく、何なら速い。
競輪っぽい。でも、競輪ではない。
そんな組み方で乗るのも、ピストバイクのロマンじゃないでしょうか。
今回このカスタムバイクを組み上げて、改めて ストリートピストの可能性と楽しさ を実感しました。
「こんなパーツで組んでみたい」「こんな雰囲気の一台にしてみたい」
そんなイメージをぼんやり描いているなら、ぜひ一度 僕らにご相談ください。
競輪のような乗り方を、路上で楽しむ。それもまた、ピストバイクのロマンです。
mittz
BROTURES YOKOHAMA
mittz
