日本が誇るべき場所"燕三条"へ行ってみた。
ピストを乗っていれば知っている人も多いであろう工具ブランド「RUNWELL」
BROTURESでもコラボしたり、数多くの製品を取り扱って5年以上は経過しているわけです。
その製品類は職人さんたちによって生み出されていて本当に美しく、使い易い。
製品の良さはもう十分に伝わってきていたんですが、どんな所なのかは文面でしか知らなかったので今回はその製品が生み出されている場所まで行ってきました。
RUNWELLさんがある場所は新潟県の燕三条エリア。
古くは江戸時代から金物、金属加工を生業としてきた街。
アウトドアグッズのSNOWPEAK、ステンレスタンブラーのTHERMOSなど
世界中で活躍しているブランドの本社、工場、職人がひしめく日本の加工技術首都。
2025年でその地域の歴史としてはなんと400年になるそうです。
年数が古すぎてよくわからないけれど、今現在まで物作りが続いている事がすごい事ですよね。
写真に僕と写っている方がRUNWELLの代表の相場さんです。
ギャラリーの中には工具だけでなく、今までのコラボ商品だったり相場さんがのられている自転車があったり。
その空間も心地よかったですね。
あとはRUNWELLの製品ができるまでの過程と言いますか、工場の方も見させていただきました。
年配の方や女性の方も作業をされており、ここで僕らがお店で扱っている製品ができているんだと感動。
小さい頃の工場見学とかってなんとなーくですらすらみて終わり。だったんですが、自分が使う工具や物が出来るまでの工程をこの年齢になって見ると全然楽しさ、感じ方が違うんだなぁとしみじみと思いました。
聞く事、見る事と情報量が多過ぎるんですが楽しくて仕方なかったですね。
文章でずらずら書くのも良いのかもしれませんが今回は写真にて皆さんにも少しでもお伝えできればと。
下の画像はまだ製品になる前のレンチ。
こんなの見るだけでも心躍りますよね。
今回燕三条へは工場見学的な事、これからの事のお話などで伺ったのですが朝から夜中まで一日中工具や、ピストに関するお話をしてましたね。
素材の話や物の歴史の話などなど聞いていて飽きない事だらけ。
相場さんのご紹介で他の町工場も見させて頂き、お話もさせて頂いたりしました。
もう一日の内容が濃すぎて、、、。
職人の方達とお話をする中でどんな要望にも応えようとしてくれる姿勢は尊敬でしかなく、「作ろうと思えばなんでも出来る」という心強さには脱帽。
日本という国で仕事をしていて、僕がというか僕らが欲しいパーツ、思い描くパーツというのは沢山存在します。
いつになるのか、本当に実現するのかはまだ僕にも分かりませんが"この人達と仕事がしたい" "この人達にモノづくりをして欲しい"
そんな気持ちになりました。
そして、そんな素晴らしい地域から成るRUNWELLというブランド。
言わずもがな精度は抜群、他には無い見た目だけでなく握りやすさや力のかけ易さを追求された製品。
今や日本だけでなく世界にも広まってきている工具達。
まだお持ちでない人には是非手に取って頂きたいし、なんならコレクションにしたって良い。
RUNWELLというブランドの生い立ちと言いますか歴史的な部分もまた別の機会を設けてご紹介したいと思ってますのでね。
僕らBROTURESも今後まだまだ一緒にお仕事させて頂くと思いますし、もしかしたら何か特別な物だって出来るかもしれません。
まぁその辺はお楽しみって事でね。
PS
新潟に行くと道路や駐車場至る所が画像のように赤かったんです。
聞けば冬の積雪の時、雪解けのため地下水を撒くらしく道路全体が錆びているらしいです。
どうでも良いような事ですけど、行く事あれば見てみてください。
フジ
BROTURES OSAKA
Fuji