CHROME INDUSTRIES×BROTURES 限定販売のスペシャルアイテム...
プロのメッセンジャーから、市街地を駆け抜けるアーバンサイクリストまで。全てのサイクリストから絶大な支持を集めるCHROME。そしてピストバイクを日本のカルチャーへ。というテーマを持つBROTURES。
今までの歴史を紐解くと8-9年前くらいからお付き合いがあり、お店でPOP UPもやったし、好きな色のファブリックを組み合わせてオーダーメイド出来るプレオーダー受注会もやったし。
サイクリストに支持されるバックブランドは数多くあるけど、僕らはCHROME。
望むもの全てがちゃんとアイテムに詰まっているし、ある程度雑多に扱っても壊れないミルスペックのタフさもあるし、自転車乗ってても、普段使いでもサイズ感バッチリだし。
働いている人、過去にいた人も含めてライダーさんも好き。笑
そして満を待して。
今回は両者がタッグを組み過去最高作と自信を持てるアイテムが、翌週末のPOP UPイベントより限定発売開始。
CHROME INDUSTRIES METROPOLIS by BROTURES ¥39,600(in tax)
そんな今日のブログはこのアイテムについて、原宿店長が思うポイントを3つに分けてご紹介。
Tyvek®︎を使い、インラインモデルよりも軽量化に成功
コラボアイテムを作る上で、唯一悩んでいた「重量」という項目をどうにかしたいと思っていました。もちろん前途で述べたタフさにはこの重さは必要不可欠なんだけど、長距離のライディングや普段の通勤、2泊3日くらいの旅行で使うにはもっと快適さが欲しいと思ってた。そこで採用したのがTyvek®︎という素材。元BROTURES、元CHROMEのナツカがやっているNEW JACK BOOGIEのサコッシュやノースフェイスのバッグで使われていて、その生地の存在を知りました。
正直、生地だけを手に取るとちょっと厚手の紙なのかな?と不安になる軽さ。だけど引っ張っても、重い荷物を入れても破れない。さらに耐水性や通気性もあるので、日頃のサイクルシーンでかなり使いやすい。汗が滲みても、通常の生地よりも乾きやすい速乾性能も兼ね備えています。恐るべしペーパーファブリック。自転車の素材で例えるならばカーボンと言うべきか。
この生地を用いる事で通常のモデルよりも200g以上の軽量化に成功しています。総重量は1.24kg。軽い!!CMWCのデリバリーレースも、これなら有利に働きますね。
さらに内側はBROTURESロゴの総柄をBLACK on BLACKで表現。
ここはTyvek®︎ではなく、CHROMEの十八番である耐水生地を採用。先月タイに行った時も持って行きましたが、雨季のスコールに晒しても中の荷物は濡れていませんでした。
ハンドメイドインジャパン
多くの人がきっと工場での製造をイメージしている事でしょう。しかし、このモデルに関しては完全に職人さんのハンドメイド、さらにメイドインジャパン。それで4万円を切る価格帯。多くの事に対して何度も何度も話し合いを重ねて生まれたアイテムですが、このハンドメイドも譲れないポイントだった。
実はTyvek®︎、縫製がすごく難しいんです。先ほども言った通り点の衝撃に弱いから。一つ一つ慎重に手作業で行う他無く、これは工場縫製で仕上げられる訳がありません。CHROMEの良し悪しを熟知している職人さんだからこそ為し得た、 CHROME CUSTOMS。
職人さん曰く、今までで一番気を使ったし労力を使ったと言っていました。本当ごめんなさいワガママで。笑 でも自分の理想をどうしても叶えたかった。
Tyvekは擦れてヴィンテージデニムのようなエイジングも楽しみの一つだし、何十年も使って穴が開いたり破れたりする事があれば、ミリタリースペックのテープで補修するのも味があっていい。使うのも楽しみだし、使い込んだ後の表情を見るのも楽しみ。
廃盤となってしまったMETROPOLISをベースとして採用
最後にお伝えしたいのがベースとなったモデル。METROPOLISという名前にイマイチ聞き覚えの無い方も多いかと思いますが、こちら実は廃盤モデル。そんなモデルをベースに採用したいと言うワガママも叶えてくれたCHROMEさん、本当にありがとうございます。
大容量モデルながらベルリンほど大きくなく、シチズンよりも大きい、まさにちょうどいいやつ。このモデルがオンでもオフでも非常に使いやすく、どうしてもベースモデルとして採用したかった。
更には気の利くポケットも充実していて、オンでは工具、オフでは日用品を入れたり、まあ非常に便利なんです。
基本的にライディング時はポケットに何も入れたくない派。夏場だとかさばり暑いのはもちろん、ペダリングの邪魔だし、落下して紛失してしまうという不安も、このポケットたちが解消してくれます。
この3つが特にご紹介したいポイント。
今回はその過酷な製造、生地やデザインの無茶振りにより限定15個の限定販売となっています。これは生地に拘り、ハンドメイドインジャパンに拘った結果です。
工場生産、そして生地もここまで拘らなければ、もっともっと量産は出来ました。だけど、たくさん作って商売したいわけじゃない。利益も全く考えていない商品です。だけど、このバッグを10年、20年と使ってくれる人の手に渡れば、という想いで制作に踏み切りました。
発売となるイベント情報は下記からご覧下さいませ。
各種SNSでのメッセージやお電話でも販売が可能となります。
ーCHROME INDUSTRIES POP UP EVENT in BROTURES HARAJUKUー
【日程】2023 / 8 / 25-27 3days
【時間】11am-18pm
【場所】BROTURES HARAJUKU
東京都渋谷区神宮前4-26-31