フレーム選びよりも大事!?ブレーキングとキャリパーについて解説。

昨年11月のブログ「速く走る為に必要なパーツはコレ」にてブレーキのススメを書かせてもらいましたが、その後多くの方が興味を持ってくれた?ので続編書きます。

この記事のコアとなる部分を先に伝えておくと、フレームやクランク、ホイールやハブ、速く走る為に必要となる部品達。それはあくまでも脚力のロスを限界まで生じさせないよう補助する部品であり、エンジンはあくまでも自分自身の脚。力強くブン回せる脚力があるのなら速く走れるだろうけど、限界までスピードを出した時、、、しっかり止まれますか?不意の飛び出しや混雑状況を気にして不安なまま漕いでいたら、ポテンシャルを最大限引き出せますか?という話。

そこで本日のテーマはブレーキングとキャリパー

まずはブレーキング。

二輪における基本ですが、速く漕げば速く漕ぐほど前輪のブレーキングが肝となってきます。高速時、後輪のブレーキはあくまでもバランスやスピード調整の補助と言われ、掛け方はフロント7:リア3が理想だ!ともオートバイ業界では言われています。よく5:5という話を耳にしますが、ピストバイクは固定ギアという独特の構造を有しているので、普通の自転車よりもスピード管理に気を使う乗り物。6:4くらいを個人的には推奨しています。

例えばコーナー進入時。フロント中心にブレーキをかけるとタイヤには強いグリップが生まれ、進入前の減速時間に無駄が生まれません。そのタイヤグリップも利用して出来る限り短い時間で減速をして、コーナー進入前にスーッとレバーを離して曲がる。恐らくこれが基本的な減速→曲がる→加速の方法なのかな(間違ってたらすみません笑)

これが上手い人であればあるほど、無駄なブレーキングを生じさせず、ロスのない減速で曲がり立ち上がりの加速も速いと言うロジック。

めちゃくちゃダッシュして、思いっきりレバーを握ってブレーキかければ良いというワケではない。過度な減速をしてしまったり、タイヤがスリップしてしまったら、どこかにきっと問題がある。如何に短い時間で減速させ、コーナー立ち上がりで加速するか。こんな事を考えながら街中を走っているだけで、今まで通ってきた同じ道も違う楽しみ方が出来るのではないでしょうか。サーキットよりも街中を走る時、曲がり角は多いはず。是非今日の帰り道で試してみてほしいです。

先日もグループライドを行なったので分かる人は分かるだろうけど、あの人必死な感じが全くないのに速い、なんでだろう?いつのまにか前にいるし、、。そんな経験あると思います。それはきっと上手いブレーキングと"適切な"加速を繰り返しているから、、、なのかもしれません。

お次にブレーキキャリパー。

ブレーキングの技術に性能の高いブレーキキャリパーが備わっていれば心強い。ピストバイクは今でも殆どがリムブレーキとなり、これが天候や路面状況に結構左右される。特に雨天時の制動力で言えば、ディスクブレーキには敵いません。

リムブレーキ、ディスクブレーキのわかりやすい比較ですが、どちらにも良いところがあり、弱点はある。ただ、構造としてはディスクブレーキもリムブレーキも「挟んで止まる」という原理は同じ。構造でいうと何を挟み、何で挟むかの違い。リムブレーキのユニットだって、ちゃんとした物を選べばしっかりとした制動力を生んでくれるし、整備性は高いので街乗りヘビーユーザーにはそういう面で向いてるのかなと。

そこでお勧めしたいのがカリフォルニア生まれ、CANE CREEKからリリースされているee G4 brakeというキャリパー。

まず、すごいのが重量。フロントは78.9g、リアは78.2gという驚愕の軽さ。実際に手に取ってみると、これが激しいブレーキングを支えてくれるパーツとは思えない、、、それ程の軽さ。一つ一つの部品をアルミ削り出しで仕上げ、極限まで肉抜きされたアイテム。

CANE CREEK ee G4 regular mount brake ¥69,960(in tax)

モノ作りにおけるこの製品の追求はまさに究極。素材は鍛造アルミニウムとし、極限まで不要な部分は除き、剛性を必要とする部分のみ残された造形美。前から見るとアーチ部を中心に質実剛健な印象ですが、横から見るとこの通り。

これがさっきから言っている造形の部分。シマノもカンパも真っ青。この製品を作る上で幾度もの実走テストを繰り返し、その他高品質なキャリパーとは比較にならないほどの制動力を誇る、まさに究極のブレーキとしてブランドが自負している所以です。

また、このブレーキはG4と書いてある通り第4世代。前作から剛性も見直され、現在のニーズを捉える為にワイドリムへも対応しているとのこと。フルスペックを目指す人なら誰しもが一度は使ってみたい、憧れのパーツですね。

このように自身のブレーキングスキル、そして適切にブレーキを効かせる為のユニット。この2つが揃った時に、速く走れるライダー、自転車となる。これは理にかなった考えではないでしょうか。

参考までに、今回ご紹介させてもらったCANE CREEK ee G4 brakeを搭載したカスタムバイクを最後にご紹介します。 

TYRANT BIKES MONARCH CUSTOM BIKE ¥680,000(税込)

ノーマル完成車 ¥242,000(税込)/フレームセット ¥154,000(税込)

《SPEC》

フレーム:TYRANT BIKES MONARCH

ブレーキキャリパー:CANE CREEK ee G4 brake

ブレーキレバー:TEKTRO RL340

F/Rホイール:BROTURES T3 CARBON WHEEL

クランク:VISION TRACK CRANK

前後にはBROTURESオリジナルのカーボンホイール、ブラケットブラーキレバーにeebrakeシステムを搭載し、ストイックに街中をクイックに。初めてのピストバイクとして選んでもらえたらこの上なしだけど、ロードバイクユーザーの皆さんや、普段車バイクで移動している人にとっても満足してもらえるようなスペック。

MONARCHの特徴に関しては大阪店のメカニックが語っている動画があるのでこちらをどうぞ。

フレームの特徴然り、今回カスタムで施したブレーキユニット然り、本気で走りを楽しみたい人のピストバイク。

現在BROTURES原宿では様々なブレーキキャリパー、レバー、その他部品を取り揃えていますので、気になる方は是非。走るシーン、自転車に合わせて、最適なブレーキユニットをご提案させてもらいます。

皆様是非ご相談ください!

YUSUKE

 

 

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