"BEASTIE"気持ちよく走りたい方への贈り物。

こんにてゃ、レンです。

私事ではございますが最近TYRANT BIKESのBEASTIEに乗り出しました。
ずっと気になっていたモデルだったんですが、先日TYRANTスポンサードライダーのオスカーが来阪してくれて一気にそのボルテージが頂点へ来ちゃい、気づいたら買っていました。

 


やっぱり海外の人がピストバイクに乗っているとすごく様になる。
なんなんだろうな、、、ズルいです。
でもそれが結局のところ影響力ってやつなんだろうなと思いました。
オスカーは向こうでは有名なリアルメッセンジャーで、自転車専門雑誌「LOOP MAGAZINE」で表紙になっていたりするほど。


そんな人が乗るBEASTIEはまさに"野獣"そのものでした。
身長も190cmほどありフレームサイズはXXLとバカでかい。それに130mmのロングステムをつけてノーブレーキで走っている。
それを見た時は同じTYRANTのフレームに乗っていたことにさらに誇りが持てました。


BROTURESメンバーでみんなで走った次の日にはもう買うことは決まっていましたね。
速攻だった。あとは色を悩むだけ。それも乗りたいから割とすぐに決まりました。
ボクが選んだのは"COPPER GLOSS"でした。


TYRANT BIKES BEASTIE "COPPER GLOSS"
これがボクのBEASTIE。
フレームが変わったことによる乗り心地の違いがよく分かるように自分のもっていたパーツたちで全て構成しました。


THOMSON CARBON FLAT BAR
やっぱりこのフレームは乗るならロングライザーで組みたかった。
ボクはライザーバーの中でもフラットバーが合っていてこれを使っています。
かなり前傾で乗れるのも自分好みというか、サドルとの落差が大きくてルックスも好き。


BEASTIEはトップチューブが長めの設計をしているので、身長によってはショートステムの方が相性はいいかもといった印象。
実際、ボクも110mmを今は使っていますが若干短くしてもいいかなって思ったり。
でもそこを無理して見た目を優先して乗りたいのがピストバイク。とりあえずはこの長さでもう少しいようかな。


THOMSON MASTERPIECE SEATPOST
ハンドルと合わせてシートポストもブランドを統一しました。
MASTERPIECEシリーズは定番のELITEをさらに薄く削ったモデルで、その軽さはカーボンにも負けないほど。
正直へたなカーボンパーツよりは余裕で軽いです。
ボクはオフセットなしのストレートタイプを使っていますが、ロングライド思考で組む方はオフセットありを選んでもいいかも。BBハイトが高いのでそれでもスピードは出しやすいと思います。


BROTURES F45 CARBON RIM × PHILWOOD PRO TRACK HUB BLACK
オスカーもPHILWOODをつけていたので、そこは真似して同じブランドのハブを使ったホイールにしました。
やっぱりカーボンホイールは走り心地が滑らかになるので、みんなに使っていただきたい。
特にBEASTIEは6061番アルミを採用したフレームで、アルミフレームの中でも柔らかい乗り味を特徴とします。
なのでカーボンホイールとの相性もかなり良きでした。


PHILWOODのPRO TRACKは言わずもがなご存知と思いますが、相当回ります。
チューブのバルブの重さだけで永遠にユラユラするレベル。
グリス調整を施したカーボナイトベアリングが採用されているのでレースやロングライド用にホイールカスタムを考えている方には是非使っていただきたいハブ。
ホール数も展開があるので、アルミリムでもカーボンリムでも組むことが可能です。


自分の他のピストバイクと乗り比べて思ったのが、安定感の高さ。
BEASTIEという名前が付けられているぐらいだから扱いにくい暴れ馬的な、乗り手を選ぶフレームと思っていました。
でもいざ乗ってみるとすごく心地いい乗り味で。
28mmオフセットと立ったフロントフォークもヘッドアングルとシートアングルのバランスでスムーズに旋回ができるようになっていたり、ホイールベースも955mmと詰まりすぎでもないし伸びすぎでもないので直線の安定性も高い。

要するにフレームが野獣なんじゃなく、乗った人を野獣になってしまうほどにハマらせるフレームなんだとボクは感じました。

あとこれは地味に嬉しい部分、全体的な設計はサイズ表記に対してやや小さめ。
なので、スタンドオーバーハイト(トップチューブに跨った時の地面からトップチューブ上までの高さ)が他よりやや低めの設計になります。


ということは普段Sサイズを選ぶ方でもMに乗れる可能性があるということ。
スポーツバイクは基本的にMサイズを最も綺麗なバランスとして設計することが多く、そこから上下のサイズのジオメトリを計算します。
普段ならSを選ぶところを1サイズアップでも乗れるのはかなりうれしいですよね。
とボクは感じました。

完成車で¥154,000-INTAXで乗ることができるTYRANT BIKESのBEASTIE。
かなりコスパ良いフレームだと思いました。
グロスブラックとカッパーグロス、そしてオスカーも乗っていたサテンマットシルバー。
以上の3色から選べるので、是非あなたもBEASTIEでピストバイクの気持ちよさを味わってください。

REN

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