アルミからクロモリフレームへと載せかえ”究極のカスタム”
皆様こんにちは。
楠です。
かなり前からBROTURES OSAKAと交流してくれている方で、CINELLI MASHでいろんなカスタムをオーダーしてくれている方の"究極のカスタム"載せ替えを担当させていただきました。
VENDETTA BIKESのストリート感溢れる特徴的なフレームデザイン、フレームがクロモリなどの興味を持っていだだき今回のオーダーへと至りました。。
僕としても、オーダーに至った点がすごく似ているのですごく嬉しいですね。
気合を入れて組ましていただきましたので、バイクチェックしていきます。
載せ替えしたフレームは”VENDETTA BIKES”
ペルー発のハンドメイドブランドでストリート感満載。攻撃的なパシュートフレームと3つの三角形を持つ独特なフレーム規格のトリプルトライアングル。
通常フレームの4倍の溶接ポイントを設けることで、強いパワーもしっかり受けとめ、しなやか走りでありながらタフな乗り味を体感できます。フレームの寿命を伸ばすことにも繋がりました。
さらにフォーク選択が可能でクロモリフォークとALPINAカーボンフォークから選択ができます。組み方で二つの選択肢があるのはすごく嬉しいですよね。今回はALPINAフォークで、かなり高い塗装でフレームと同色で仕上がり、人目を引く仕上がりへ。
前回乗られていたCINELLI✖️MASH PARALLAXがアルミフレームに対してVEDETTAはクロモリフレーム。
アルミより重量は上がりますが、クロモリフレームならではのしなやかでバネがある乗り心地に変わることで加速がしやすくなりました。
なおかつ衝撃吸収性にも優れているので走っても疲れにくく、ロングライドする方にとても相性がいいと思います。
それでは、今回アップデートしたパーツ達をご紹介。
PHILWOOD 1-1/8" Headset ¥34,100-intax
SIMWORKS Rhonda Sten ¥18,700-intax
ヘッドの規格変更と共にヘッドパーツ・ステムを新調。
ステムはSIMWORKS Rhonda Sten、主張が激しすぎずシンプルに丈夫で、徹底した処理が施されているので、耐久性も高く長く使えるステム。
ヘッドパーツは皆さんお馴染みPHILWOOD。軽量かつ耐久性に優れ、トラブル知らずなクオリティを持っています。
なおかつカラー展開は多いので、ヘッドパーツカスタムをお考えの方には是非オススメしたいアイテムです。
ステムと合わせたガンメタリックカラーがシックで渋い雰囲気を演出しています。ちなみにこのスペーサーはアルミ、真鍮、クロモリのものを混ぜて配置しています。
細かいですが、こういうところもこだわることでより愛着が湧きますよね。
ハンドルは日本を代表する自転車部品メーカーNITTOのM137 DIRT DROP BARになります。
お持ち込みいただいたこのハンドルは、昨年開催したCMWC YOKOHAMAを記念して作られたリミテッドアイテム。
少しハンドル幅は広めながら、短めのリーチなのでブラケットレバーに手を掛けやすく、ドロップも浅いので下ハンドルに持ち替える時にも素早く握り変えができます。
さりげなくバーテープの巻き終わりから見えるブルーのバーエンドも同じCMWC限定カラーで揃えており、差し色にとてもいいですね。
SHIMANO DURA-ACE FC-7710 ¥71,435-intax
最後は一番のアップデートと言っていいのではないでしょうか。
世界のSHIMANOから出ている最上位モデルのDURA-ACEのピスト用クランクのFC-7710。
最近僕も使っているお気に入りパーツの一つです。
SHIMANO独自のオクタリンクという独自設計とアーム内部の中空構造は他のクランクには真似できないものがあります。
使ってみての感想はとにかく軽いし、硬い。踏んだ力を逃さずそのまま推進力に変えてくれているイメージです。言うたらめちゃくちゃ回るってこと。
デザイン・性能と競輪からストリートまで幅広く活躍するスキのない逸品です。
気になる方は今僕のDOSNOVENTAに付けてますので試乗もできますので気軽お声がけください。
載せ替えはただパーツを別のフレームにうつすのではなく全てのパーツを清掃、メンテナンスして組み上げています。要はオーバーホールも兼ね備えております。新しい相棒になるので僕たちも全力で作業させていただきます。
全く違う素材ですし、走っている時の感覚も変わってくると思います。これからもぶち上げで乗り回していただければと思います。
店頭購入・持ち込みでも作業させて頂きますので気軽にお問合せください。
楠
BROTURES OSAKA
Kusunoki