完成車からのファーストカスタムはどこから!?

最近寒いですよね、寒いと七輪の近くで温まりながら焼肉を食べたくなりますね。この寒い冬を乗り越えるにはいっぱい食べてエネルギーを付けなくてはなりません。
ジュ―ッという焼ける音がより食欲を掻き立てる。

ジューッ…じゅー…じゅう…10…10周年!?
10周年と言えばBROTURES吉祥寺店10周年を記念したイベントが12/22に迫っております!
コチラのブログより、BROTURES KICHIJOJI 10TH ANNIVERSARY PARTYをチェックしてみてください!

ということで、どうも、Kickです。

カスタム

突然ですが、皆様のピストバイクはカスタムされていますでしょうか。
完成車状態で乗り出して、そのまま…という方も少なくないですよね。完成車でも十分サイクリングは楽しめちゃいますからね。
しかし、ピストバイクの醍醐味と言えばライド以外にカスタム
見た目が変わるのはもちろん、ピストバイクはパーツが少ない分、パーツカスタムした後の走行性能の違いはかなり分かりやすいです。ピストバイクを最大限楽しんでもらうためにも2.3カ月ほど完成車の状態で乗ったら、ぜひカスタムしてもらいたいところ!
完成車パーツとコンポーネントメーカーのパーツとではかなりの違いが感じられると思いますよ。見た目重視でカスタムも良し、性能重視で変えるもよし。

ぜひカスタムも楽しんでもらいたいわけなのですが、完成車からのファーストカスタムはどこからやればいいのか分からない!という方もいらっしゃいますよね。

ということで、今回は完成車からのファーストカスタムにオススメなパーツを紹介していきます!

最近納車された方など、まだ完成車状態の方はぜひ参考にしてカスタムしてみてください。
予算や種類によって各ジャンルごとに2パターンずつ紹介していきます!

1.タイヤ

自転車で唯一地面に接している部分がタイヤ。当たり前ですが、自転車はタイヤが地面を転がることによって前に進む構造になっております。そのため、タイヤは自転車が「走る」「曲がる」「止まる」という自転車の動きの全てを担っているため走行性能にかなり影響するパーツなのです!

LEADER®721TRやCURE、ANGELINOなどの完成車に乗っている方はぜひ変えていただきたいところ。正直完成車タイヤは”円状のゴムの塊”と言っても過言ではありません。特に軽くもないし、進みやすいわけでもない。せっかくカッコよくてスピードが出るピストバイクに乗っているのに純正タイヤのままなんて本領発揮できていません。出来るだけ早くタイヤはカスタムしてもらいたいですね、より速く、より快適にピストバイクを乗ってもらうために。

(LEADER®725TRや735TRの完成車にはGOOD YEARのEAGLE SPORTというタイヤメーカーのタイヤが標準装備されているので、725TRや735TRに乗っている方はそちらを使い切ってからでもいいかと思います!)

・予算1万円台の場合

CONTINENTA GRANDPRIX

F/R CONTINENTAL GRANDPRIX ¥6,600-(IN TAX)

ドイツの名門タイヤメーカーCONTINENTALより高コスパのGRANDPRIXを前後にカスタム!
1本¥6,600-(IN TAX)というお求めやすいお値段ながら、耐久力と転がり性能がバランスよく備わったタイヤになります。タイヤ幅も23-28Cまで展開があるため、少し太めにしたいという方でも候補に入れて頂けます。

コチラのカスタムは工賃合わせて¥15,400-(IN TAX)です!

・予算2万円台の場合

F/CONTINENTAL GP5000 ¥11,000-(IN TAX)
R/CONTINENTAL GATORSKIN ¥8,500-(IN TAX)

同じくCONTINENTALよりフロントタイヤにはGP5000,リアタイヤにはGATORSKINをカスタム!
自転車は後輪駆動のため基本的に後輪に負荷がかかりやすくその分摩耗も早い。
後輪を滑らせる”スキッド”なんかも挑戦してみたいならなおさら後輪には耐久性の高いタイヤをチョイス。逆に、前輪にはそこまで耐久性は必要ないので走行性能重視のタイヤをチョイスするのが通です。

CONTINENTAL GP5000

ということで、負荷の少ないフロントタイヤにはCONTINENTALのフラッグシップモデルであるGP5000をセット。CONTINENTALの技術の結晶とも言える至高の一本。軽量性・走行性能・乗り心地どれをとっても高水準のハイパフォーマンスタイヤとなっており、完成車タイヤからGP5000にカスタムしたら違いの大きさに驚くこと間違いなし。ぜひ体験してもらいたい。

CONTINENTAL GATORSKIN

リアタイヤには耐久性に優れたGATORSKINをセット。
デュラスキンという超高耐久耐パンク層がしっかりとタイヤ側面まで保護しているのでタイヤの摩耗はもちろん、段差などでの不意なパンクからも守ってくれます!
結果的にタイヤ交換の頻度が減るので後々のランニングコストも抑えられちゃうのも嬉しいところ。

コチラのカスタムは工賃合わせて¥21,700-(IN TAX)です!

2.コグ

コグ

コグはチェーンがかかっている小さい方の歯車。コグカスタムはガラッと見た目が大きく変わるわけではないのですが、駆動部のカスタムなので走行にかなり影響してきます。

完成車のコグは精度がイマイチ(真円でない)ものが多いので、チェーンの歯離れがスムーズにいかなかったりします。完成車コグからコンポーネントメーカーの精度の高いコグにカスタムすることで、チェーンがスムーズに回ってくれたり、走行中の音も静かになるので乗ってみることでかなり違いが分かるかと!

また、完成車で乗っている方、「もうちょっとギアを重くしたいな、軽くしたいな」とか思っていませんか?変速機が無いのでギアを変えることが出来ないと思っていますよね、半分正解で半分間違いです。
走行中にガチャガチャとギアチェンジはできませんが、コグやチェーンリングをカスタムすることで初期設定としてギア比を変えることが出来ます。

ギア比についてはコチラのブログから。

動画もあるのでぜひ↓

・予算1万円以下の場合

By BROTURES TRACK COG

By BROTURES TRACK COG ¥6,600-(IN TAX)

スタッフ目線で「ちょうどよく、調子がイイもの」を生み出すBy BROTURESよりTRACK COG
コグとしては破格のお値段ですが、精度なんかも申し分なく、ステンレス製なので錆にも強い。大胆な肉抜きとCNC加工によって強度と軽量化の両立に成功しています。
性能もギア比試しや初めてのコグカスタムには文句なしかつカスタムしやすいお値段。自分にしっくりくるギア比を探している方はぜひこれから試してみて欲しいです。

コチラのカスタムは工賃合わせて¥7,700-(IN TAX)です!

・予算1万円以上の場合

EURO ASIA TRACK COG

EURO ASIA TRACK COG

ピストユーザーから幅広い支持を受けるMADE IN USAコグがEURO-ASIA
選べる丁数も多くスチール製のスタンダードモデル”DELUX STEEL”¥16,390-(IN TAX)~
クロームメッキが施されたミドルグレードモデル”SUPER STAR”¥27,280-(IN TAX)~
チタンコーティングが施され、金メッキ仕様の最上級モデル”GOLD MEDAL”¥40,700-(IN TAX)~
の3種類があります。

ざっくりといいコグを使ってみたいという方はスタンダードモデルの”DELUX STEEL”から試してみてください。”DULUX STEEL"でも文句のつけどころがない精度と耐久性ですが、”SUPER STAR・GOLD MEDAL”になるとより歯離れがスムーズに。走行中の音もかなり静かになるためぜひ予算に余裕がある方はSUPER STAR以上を使ってもらいたいですね。

自分はずっとミドルグレード”SUPER STAR”を使っていますが、歯欠けや摩耗などもなくずっとスムーズに回ってくれる上に、ずっと静かです。
僕自身同じSUPER STARのコグを何年も使っていますし、頻繁に交換するパーツでもないので出来ることなら最初から妥協せず選んでいただきたい。

3.ハンドル

見た目が大きく変わるのはもちろん、乗る姿勢も変わってくるのでスピードが出しやすくなったり、普段走っている道でも新鮮な気持ちで乗ることが出来るのでかなり人気のカスタムの1つです。完成車からのカスタムはもちろん、気分転換感覚でこまめにカスタムされる人も多いです!

ライザーバーカスタムの場合

By BROTURES WIDE LOW RISER
By BROTURES WIDE LOW RISER

By BROTURES WIDE LOW RISER ¥7,700-(IN TAX)

最近トレンドの幅広のライザーバーカスタムを試してみたいならWIDE LOW RISERがおすすめ。
程よいライズとバックスウィープがちょうどよく手に馴染むし握りやすい。素材も軽量かつ強靭な高品質アルミニウムを使用しているので安心して体を預けられます。
長さは680mmでご用意がありますので、そのまま使ってもらってもカットしてもらっても大丈夫、この辺は相談しましょう。

お値段も¥7,700-(IN TAX)というライザーバーとしてはかなりお得。
ドロップハンドルからのカスタムだとブレーキレバーも交換しなきゃいけなくなるので、予算的にもカスタムしやすいライザーバーかと思います。

ブラケットブレーキカスタムの場合

SRAM S500

完成車のドロップハンドルに特に違和感がない方や乗りやすい方、元々ロードバイクに乗っていた方などはぜひドロップハンドルにブラケットレバーを付けるのはいかがでしょう。

ドロップハンドルの前傾姿勢の取りやすさや、すり抜けのしやすさのスピード感はそのまま、力の入れやすいブラケットポジションを持つことが出来るようになります!もちろん、ドロップハンドルのフラット部分を持つことも可能なので様々な部分を握ることが出来るようになり、シンプルに疲れにくくなります。その結果、日々の通勤・通学が楽になったり、休日にはロングライドを楽しむことが出来るようにもなっちゃうんです!

SRAM RIVAL

ブラケットレバーカスタムにするなら、珍しいシングル用のブラケットレバーのSRAM S500とデュアルピボット・デザインによる高い制動力をもつSRAM RIVALブレーキキャリパーの組み合わせは間違いないと思います。
固定ギアでスキッドするのも楽しいけど、カチッとした握り心地と制動性が癖になる。普段はあまりブレーキを使っていなかった方も、いつも以上にブレーキを握ってしまうかもしれません。

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ということで、今回は完成車からのファーストカスタムにオススメのパーツについてご紹介しました!
完成車から初めてのカスタムに迷っている方は、ぜひ今回ご紹介した「タイヤ」「コグ」「ハンドル」からカスタムしてみてください!
これからピストバイクを買って乗り出そうかなという方は、ぜひ最初からカスタムしてご納車するのもアリです!パーツカスタム工賃がかからないのでちょっとお得です。
今回のブログでも「サッパリ分からん!」という方はぜひメンテナンスがてらピストバイクを持ってきてください!相談しながらカスタムしましょ。
カスタムすることでピストバイクライフがより楽しくなってもらったら嬉しい限りです。

その他、パーツや車体のご相談もお気軽に。
ご来店、電話・各種SNSよりお問い合わせお待ちしております!

では、また。

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