魅せるカスタムの鉄則

横浜店で密かにストックしていたTHUNDERDOME。
ご存知の方も多いかと思いますがALL CITYは既にブランド終了がアナウンスされています。

そんな貴重なフレームはしっかり組み上げてお届けしたいと思っていたところ、素敵なオーナー様からカスタムをお任せいただいたので今回は僕なりにかっこよく組む鉄則と共に紹介したいと思います。

自分の車体もこれに沿って組んでるんで要するに僕にお願いするとこうなりますよって話です。

全体像はこんな感じ。ブラックで統一しつつ全体の一体感を意識。言わずもがなHED.の特注ホイールによりファーストインパクトは抜群です。
ここで鉄則1つ目、ハンドル・ステム・シートポストのブランド統一。

RITCHEY WCS ERGO MAX
RITCHEY WCS C220 84D STEM
RITCHEY WCS 1BOLT SEATPOST
ハンドルとステムは同一ブランドだと機能的にもガッチリ固定できるし何より漕いでて見える部分なのでここは統一したほうがテンション上がる。シートポストも揃えることでフレーム上面の統一感はこれで完璧です。今回は横浜店でも愛用者の多いRITCHEYからWCSシリーズの3点セットを選びました。
少し距離のあるライドをするとのことだったのでロード界隈でも主流になりつつフレアハンドルを選びました。フレアとは写真のようにドロップ部分が末広がりになっている形状のことを言うのですがこれだけで安定感ハンパないです。本当にどこまでもストレスフリーいけそうなぐらい。下ハン握るの少し怖いなって初心者の方にも良いかも。
ただせっかくのBROTURESでのオーダーはフレアは程々にお願いしますね。これぐらいがストリート感もあってかっこいい。
フレームに黄色があるのならば、そりゃその色で合わせるのが良いですよね。これ2番目の鉄則でつべこべ言わず色は合わせるです。
ピッタリのALTERの黒×金があったのでそれを軸にゴールドチェーンとゴールドのコグで構成。これ以上ない仕上がり。BEATクランクは性能もさる事ながらどんなチェーンリングも似合ってしまうところがポイントですね。クラシカルなものから円盤系まで。一本持っておいて損はないクランクです。
ちなみに色が合ってないのが悪いってわけじゃなくて難しいって話です。何色もつかう色彩豊かな芸当は持ち合わせてないのでバッチリ合わせちゃいましょう。
鉄則3つ目フレームのブランドの故郷に由来するパーツを選ぶ
今回であればALLCITYはアメリカなのでそのパーツをふんだんに使用してみました。
特にHED.はアメリカの中でも同じミネソタ州を本拠地としてるのでこれ以上ないチョイスだと思います。他にもChrisKing,SRAM,RITCHEY,EURO-ASIA。
競輪フレームは日本パーツを使うと輝くようにどのフレームも故郷のパーツが一番似合うのではないでしょうか。LEADERだと同じくアメリカ、DOSなんかはヨーロッパのパーツで自然と組みたくなっちゃうんですよね。
ここまでくるとコアな人にしかわからないかもですが芯を持ってカスタムすることは大事です。
僕なりのカスタマイズ方法いかがだったでしょうか?
数多存在するパーツの中から自分の気に入ったものをチョイスする。簡単なようで難しいです。
ブランド・カラー・故郷
この3つを意識してもらえればかっこいいカスタマイズが出来上がるのではないでしょうか。そこにちょっぴり自分なりのスパイスを入れることでグッと愛着も湧くことでしょう。
さて、THUNDERDOMEは正真正銘ラスト1本。ポリッシュが美しいこのホワイトカラーをストックしています。
ALLCITY THUNDERDOME Polished Pearl
¥121,000- C-T 550cm (身長目安170cm〜180cm)
店頭はもちろん通信販売も可能です。
僕のカスタムが刺さった方は是非ご相談お待ちしています。



TJ
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