完成車からのファーストカスタムはどこから!?

お世話になっております。BROTURES吉祥寺店です。

カスタム

突然ですが、皆さんのピストバイクはカスタムされていますか?
完成車のまま乗っているという方も多いですよね。完成車でも十分にサイクリングを楽しめますし、それはそれでアリだと思います。

ですが、ピストバイクの魅力のひとつは「カスタム」にあります!
見た目が変わるのはもちろんのこと、パーツ数が少ないピストバイクだからこそ、パーツを変えた際の走行性能の違いがとても分かりやすいんです。

せっかくピストバイクに乗るなら、2〜3ヶ月ほど完成車の状態で楽しんだあと、ぜひカスタムにもチャレンジしてみてください。
完成車に付いている純正パーツと、コンポーネントメーカーのパーツとでは、乗り心地や性能に大きな違いを感じられるはずです。見た目重視でカスタムするも良し、性能重視で変えるのも良し。自分だけの一台を作る楽しさが「カスタム」には詰まっています。

ぜひカスタムも楽しんでもらいたいわけなのですが、完成車からのファーストカスタムはどこからやればいいのか分からない!という方もいらっしゃいますよね。

ということで、今回は完成車からのファーストカスタムにオススメなパーツを紹介していきます!

最近納車された方など、まだ完成車状態の方はぜひ参考にしてカスタムしてみてください。
予算や種類によって各ジャンルごとに2パターンずつ紹介していきます!

1.タイヤ

自転車で唯一地面に接している部分がタイヤ。当たり前ですが、自転車はタイヤが地面を転がることによって前に進む構造になっております。そのため、タイヤは自転車が「走る」「曲がる」「止まる」という自転車の動きの全てを担っているため走行性能にかなり影響するパーツなのです!

LEADER®721TRやCURE、ANGELINOなどの完成車に乗っている方はぜひ変えていただきたいところ。正直完成車タイヤは”円状のゴムの塊”と言っても過言ではありません。特に軽くもないし、進みやすいわけでもない。せっかくカッコよくてスピードが出るピストバイクに乗っているのに純正タイヤのままなんて本領発揮できていません。出来るだけ早くタイヤはカスタムしてもらいたいですね、より速く、より快適にピストバイクを乗ってもらうために。

(LEADER®725TRや735TRの完成車にはGOOD YEAR EAGLE SPORTというタイヤメーカーのタイヤが標準装備されているので、725TRや735TRに乗っている方はそちらを使い切ってからでもいいかと思います!)

・予算1万円台の場合

CONTINENTA GRANDPRIX

F/R CONTINENTAL GRANDPRIX ¥6,600-(IN TAX)

ドイツの名門タイヤメーカーCONTINENTALより高コスパのGRANDPRIXを前後にカスタム!
1本¥6,600-(IN TAX)というお求めやすいお値段ながら、耐久力と転がり性能がバランスよく備わったタイヤになります。タイヤ幅も23-28Cまで展開があるため、少し太めにしたいという方でも候補に入れて頂けます。

コチラのカスタムは工賃合わせて¥15,400-(IN TAX)です!

・予算2万円台の場合

F/CONTINENTAL GP5000 ¥11,000-(IN TAX)
R/CONTINENTAL GATORSKIN ¥8,500-(IN TAX)

同じくCONTINENTALから、フロントタイヤには”GP5000”、リアタイヤには”GATORSKIN”をカスタム!

自転車は基本的に後輪駆動のため、後輪に負荷がかかりやすく、摩耗も早く進みます。
特に、後輪を滑らせて止まる“スキッド”に挑戦したいなら、なおさら耐久性の高いタイヤを選びたいところ。
一方、前輪にはそこまでの耐久性は必要ないので、走行性能を重視したタイヤを選ぶのが“通”。
そのバランスを考えたタイヤ選びが、ピストバイクをより楽しむコツです!

CONTINENTAL GP5000

ということで、負荷の少ないフロントタイヤにはCONTINENTALのフラッグシップモデルである”GP5000”をセット。CONTINENTALの技術が詰まった、まさに至高の一本です。軽量性・走行性能・乗り心地、どれをとっても非常に高水準で、完成車に標準装備されているタイヤからGP5000にカスタムすれば、その違いにきっと驚くはず。
まるで別のバイクに乗っているかのような感覚を、ぜひ体験してみてください。

CONTINENTAL GATORSKIN

リアタイヤには耐久性に優れた"GATORSKIN"をセット。
デュラスキンという超高耐久耐パンク層がしっかりとタイヤ側面まで保護しているのでタイヤの摩耗はもちろん、段差などでの不意なパンクからも守ってくれます!
結果的にタイヤ交換の頻度が減るので後々のランニングコストも抑えられちゃうのも嬉しいところ。

コチラのカスタムは工賃合わせて¥21,700-(IN TAX)です!

2.コグ

コグ

コグとは、チェーンがかかっている小さな歯車のこと。
見た目が大きく変わるカスタムではありませんが、駆動系のパーツなので、実は走行性能に大きく影響してきます。

完成車に付いているコグは、精度があまり高くないもの(たとえば真円でないもの)も多く、チェーンの歯離れがスムーズにいかないことも。
そんな場合は、コンポーネントメーカー製の精度の高いコグに交換することで、チェーンの動きが滑らかになり、走行中の音も静かになります。実際に走ってみると、その違いに驚くはずです。

さらに、完成車で乗っていて「もう少しギアを軽くしたい」「重くしたい」と感じている方も多いのでは?
ピストバイクには変速機がないため、走行中に手元でガチャガチャとギアを変えることはできませんが、コグやチェーンリングをカスタムすることで“ギア比”を調整することは可能です。
つまり、自分の脚力や乗り方に合わせたセッティングにすることで、より快適に走れるようになるんです!

ギア比については"コチラのブログ"から。

動画もあるのでぜひ↓

・予算1万円以下の場合

By BROTURES TRACK COG

By BROTURES TRACK COG ¥6,600-(IN TAX)

スタッフ目線で「ちょうどよく、調子がイイもの」を生み出すBy BROTURESよりTRACK COG
コグとしては破格のお値段ですが、精度なんかも申し分なく、ステンレス製なので錆にも強い。大胆な肉抜きとCNC加工によって強度と軽量化の両立に成功しています。
性能もギア比試しや初めてのコグカスタムには文句なしかつカスタムしやすいお値段。自分にしっくりくるギア比を探している方はぜひこれから試してみて欲しいです。

コチラのカスタムは工賃合わせて¥7,700-(IN TAX)です!

・予算1万円以上の場合

EURO ASIA TRACK COG

EURO ASIA TRACK COG

ピストユーザーから幅広い支持を受けるMADE IN USAコグがEURO-ASIA
選べる丁数も多くスチール製のスタンダードモデル”DELUX STEEL”¥16,390-(IN TAX)~
クロームメッキが施されたミドルグレードモデル”SUPER STAR”¥27,280-(IN TAX)~
チタンコーティングが施され、金メッキ仕様の最上級モデル”GOLD MEDAL”¥40,700-(IN TAX)~
の3種類があります。

ざっくりといいコグを使ってみたいという方はスタンダードモデルの”DELUX STEEL”から試してみてください。”DULUX STEEL"でも文句のつけどころがない精度と耐久性ですが、”SUPER STAR・GOLD MEDAL”になるとより歯離れがスムーズに。走行中の音もかなり静かになるためぜひ予算に余裕がある方はSUPER STAR以上を使ってもらいたいですね。

自分はずっとミドルグレード”SUPER STAR”を使っていますが、歯欠けや摩耗などもなくずっとスムーズに回ってくれる上に、ずっと静かです。
僕自身同じSUPER STARのコグを何年も使っていますし、頻繁に交換するパーツでもないので出来ることなら最初から妥協せず選んでいただきたい。

3.ハンドル

見た目が大きく変わるのはもちろん、乗車姿勢も変わるため、スピードが出しやすくなるなどの走行性能にも影響します。いつも走っている道でも、新鮮な気持ちでライドを楽しめるようになるので、非常に人気の高いカスタムのひとつです。
完成車からのファーストカスタムとして選ばれるのはもちろん、「ちょっと気分を変えたいな」という感覚でこまめにカスタムする人も少なくありません。

ライザーバーカスタムの場合

By BROTURES WIDE LOW RISER
By BROTURES WIDE LOW RISER

By BROTURES WIDE LOW RISER ¥7,700-(IN TAX)

最近トレンドの幅広のライザーバーカスタムを試してみたいならWIDE LOW RISERがおすすめ。
程よいライズとバックスウィープがちょうどよく手に馴染むし握りやすい。素材も軽量かつ強靭な高品質アルミニウムを使用しているので安心して体を預けられます。
長さは680mmでご用意がありますので、そのまま使ってもらってもカットしてもらっても大丈夫、この辺は相談しましょう。

お値段も¥7,700-(IN TAX)というライザーバーとしてはかなりお得。
ドロップハンドルからのカスタムだとブレーキレバーも交換しなきゃいけなくなるので、予算的にもカスタムしやすいライザーバーかと思います。

ブラケットブレーキカスタムの場合

SRAM S500

完成車のドロップハンドルに特に違和感がない方や乗りやすい方、元々ロードバイクに乗っていた方などはぜひドロップハンドルにブラケットレバーを付けるのはいかがでしょう。

ドロップハンドルの前傾姿勢の取りやすさや、すり抜けのしやすさのスピード感はそのまま、力の入れやすいブラケットポジションを持つことが出来るようになります!もちろん、ドロップハンドルのフラット部分を持つことも可能なので様々な部分を握ることが出来るようになり、シンプルに疲れにくくなります。その結果、日々の通勤・通学が楽になったり、休日にはロングライドを楽しむことが出来るようにもなっちゃうんです!

SRAM RIVAL

ブラケットレバーカスタムにするなら、珍しいシングル用のブラケットレバーの"SRAM S500"とデュアルピボット・デザインによる高い制動力をもつ"SRAM RIVAL"ブレーキキャリパーの組み合わせは間違いないと思います。
固定ギアでスキッドするのも楽しいけど、カチッとした握り心地と制動性が癖になる。普段はあまりブレーキを使っていなかった方も、いつも以上にブレーキを握ってしまうかもしれません。

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ということで、今回は完成車からのファーストカスタムにオススメのパーツについてご紹介しました!
完成車から初めてのカスタムに迷っている方は、ぜひ今回ご紹介した「タイヤ」「コグ」「ハンドル」からカスタムしてみてください!
これからピストバイクを買って乗り出そうかなという方は、ぜひ最初からカスタムしてご納車するのもアリです!納車時のカスタムであればパーツ毎のカスタム工賃がかからないのでちょっとお得です。
今回のブログでも「サッパリ分からん!」という方はぜひメンテナンスがてらピストバイクを持ってきてください!相談しながらカスタムしましょ。
カスタムすることでピストバイクライフがより楽しくなってもらったら嬉しい限りです。

その他、パーツや車体のご相談もお気軽に。
ご来店、電話・各種SNSよりお問い合わせお待ちしております!

では、また。

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