決戦!TRACK BIKE UNION vol.6
どうも、お久しぶりぶりブリ大根。横浜店のタツです。
前回のレースレポートより随分と時間が空いてしまいました。実をいうと、結構前から腰痛に苦しんでおりまして、病院に行ったところ「腰椎椎間板ヘルニア」と診断されてしまいました。リハビリに通って(ブログを書いている現在も通っていますが)、自転車を乗らないようにして生活していたので、レースとかイベント系には全然顔出せていなかったんです。
まあでも最近お医者さんより「無理しなければレースに出てもいいよ~」なんて言われて、しかもちょうどピスト乗りにとってはHOTなイベントが差し迫っていたので、お邪魔してきました。そうTRACK BIKE UNION vol.6に
上のは去年行われたTRACK BIKE UNION(以後TBU)でして、レースのレギュレーション等や雰囲気などは変わっていないので、もしお時間あればぜひ見てみてください。

レースは種目とは別に、初心者やとりあえず楽しみたい人向けのファンクラスと、競技メインのガチ勢達のためのエキスパートクラスに分かれていまして、今回は腰の件もあったのでファンクラスにエントリーする”予定”でした。けど仲間と準備にもたついてしまい大遅刻をかましたら、主催側に「勝手」にエキスパートにエントリーされていまして。上の写真は遅刻仲間と急いでストレッチしている様子です(彼も腰痛持ち)。まあでも自分のモットーは”トコトンがデフォルト”ですので、このまま突っ走ります。

ということでウォームアップ無しの1on1から。去年同様最初は1対1で1周回を競うという、実際の自転車競技で言うところの「スプリント」と似たような感じのレースです。トーナメント式で最後まで勝ち残った奴が優勝。勝てば勝つほど走る本数が増えるって感じです。余談ですが、実際の五輪とかのスプリントは250mバンクを3周回するっぽいです。


1回戦は東西LOOK対決(大阪から来てくださったそうで)となりまして、結果は惜敗でした。先行逃げ切りを狙いましたが、綺麗に相手の差しが決まりましてね。着差は1/2車身ほどだったので悔しかったですね。

その後レースの合間を見て遅刻仲間とアップをしたり(クールダウンの間違いでは?)、ともかく1回戦で負けたので身体への負担は少なく済みました笑。今回ギア比のセッティングは50-14の3.57。去年は48-13の3.69でしたが、重いギア踏むのが苦手なので、今回は軽くしてみました。中にはもっと重いギアを使う人もいますが、虚弱体質なのでそんなセッティングに自分の腰と膝は耐えられないです。

1on1エキスパートクラスの優勝は、自分が前回出たレース(ブログはこちら→梅雨のNAGAOKA TRACK GAME潜入レポ)でも優勝を納めていた、なかくんでした。ちなみに自分と1回戦で当たったLOOKの方が準優勝でして、同じLOOK 875 Madison乗りとして誇らしいです(←お前は何もしていないが)。
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ちょっとファンクラスの様子も触れておきましょうか。バンクのレースって何か敷居が高い感じがして、中々参加しずらい気もしますよね。自分もたまに競輪場行って練習する時がありますが、確かに周りは国体選手や競輪学校受験生も結構見かけます。ただTBUのファンクラスみたいに、SPDじゃなくてスニーカーだったり、サイクルジャージじゃなくてTシャツやスウェットだったり、上の写真のようなラフな格好で気軽にレースを楽しんだりできるイベントって珍しいと思うんです。もちろん試走だけでも面白いですが、ちょっとした勝負を楽しんでみたいって方はぜひ来年のTBUに来てみてください。
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話は戻りまして、次の種目はエキスパートクラス5周混走です。実際行われている競輪と同じで複数人で400mバンクを5周回して最後にゴールした選手が勝ちって感じです。
ちょうどこのレースの前々日に横浜店メカニック水谷さんのご友人のガールズケイリン選手が遊びに来ていて、プチアドバイスを貰いました。めちゃくちゃシンプルなんですけど、「引かなきゃいいだけ、強いヤツの後ろにずっとついておけばOK」って(実際の競輪はそんな単純じゃないと思いますが笑)。なので序盤は最後尾から周りを見て。よく一緒に練習しているヤツに狙いを定めて、後ろ付かせてもらいました。

展開的には残り2周から逃げに出た選手を追走する形に。追走集団に自分がマークしていたヤツが混ざっていたので、自分もその流れに乗っていきました。ファイナルラップの最後のコーナーで逃げの選手に追いついて、最後直線スプリント勝負って場面で、追走グループの1人と逃げの選手が重なって、大外から抜く羽目に。その時にスパートをかけていた追走グループの2人とのギャップを埋めることができず、3着でゴールとなりました(上の写真は最後の直線に突入する様子)。

5周回って短いように見えて長いんですけど、やっぱ短い(?)。駆け引きや位置取りが重要で展開が目まぐるしく変わるので、走ってみるとあっという間なんです。しかしここで腰に潜むイガイガ虫が影をちらつかせてきました。別に痛みが出てきたわけでないんですが、悪化したら怖いので最後の種目はDNSとしました。

今回も去年同様に日東さん初め、複数のブースで賑わっていました。自分のレースは終わったのでゆっくりと見させていただきました。

白州のトラクロにも出店していたTyson Pizaさんも来ていて、この日は自慢のピザと茅ケ崎のクラフトビールを振舞っていました。自転車系のイベントにちょくちょく出店しいているTysonさんですが、以前書いたトラクロのブログでも紹介させてもらっているので、良ければご覧ください
レースも終わったし、ビールでも飲んで最後のレース観戦でも。ということでTysonさんが持ってきたPassific Brewingさんのクラフトビールをいただきました。Tyson Pizaは11/23に行われるBICYCLE FILM FESTIVAL YOKOHAMAにも出店予定とのことなので、気になってる方はぜひ訪れてみてはどうでしょか。

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最後は25周レース。実際のトラック競技でいうところのポイントレースみたいなもんです。5周回ごとにポイント周回があり、そこでの着順でポイントが付与されて、最終的に一番ポイントを取ったものが勝ちというレース。ポイント周回はバトルが激しくなって、ライダー達も凄いスピードでクリアしていくんで、観客からしてみると1レースの中に何回も盛り上がる所があって面白いです。やっぱ見ていると自分も走りたいなって気持ちにはなりました。
やっぱこういうレースって楽しいですね。ピストバイクってストリートやレース、トリックみたいないろんなタイプの人が乗っていますが、こういう会場にそういった人が集まって、いろんな色が合わさってイベントができていく。一人じゃなくて二人、誰かとじゃなくてキミ達と、つくって広げるイベント。今までに参戦および紹介してきたレースイベントもそういうタイプでしたが、これからもそんなレースに赴いて紹介していこうと思いますヨ。もしピストバイク買ってみて、いろんな人と繋がってみたいという方、ぜひこういうイベントに足を運んでみてください。新しい仲間ができて世界が広がると思います。
↑笑顔でハッピーチューニング、最高の瞬間
最後にTBU主催の25LAS BICYCLE WORKSさん、今回のブログにて数多くの写真を提供してくださったフォトグラファーのKAOくん、ほぼ毎ブログ写真を使わせてもらってるフォトグラファーの5TER4、今回自分のレース写真を撮ってくれた亀岡さん、本当にありがとうございました!
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PS: たぶん12/13に行われるRUSTOUTというレースイベントに行くかもです。興味ある方は下のリンクより詳細をご覧ください
BROTURES YOKOHAMA
TATSU