ピストバイクで富士山登ってみました!VOL.3

皆さんこんにちは!BROTURES原宿のGORIです。

早速ではありますが、本日はピストバイクで富士山登ってみましたの第三弾。

まだ第一弾第二弾をご覧になられていない皆様は、そちらからご覧くださいませ!

本日は旅の目的地である富士山五合目までを目指す、最後の日。

っとその前に前回のあらすじといきましょう。

勝負の3日目を迎える前に、突如として38度を超える高熱を出した佐竹さん。

彼の熱が下がるかどうかで終わったVOL.2ですが、なんとこの極度の高熱が3日目の朝には平熱に!

正直熱が下がると思っていなかった、僕やユーマは驚きで目が点になりました。笑

これで無事3人で目的の富士山に挑めそうです!

こんな奇跡が起きたのも、出発前に原宿店のスタッフであるルネちゃんがくれた、交通安全祈願のお守りのおかげです。

ありがとうルネちゃん!

奇跡の回復を果たした佐竹さん含め、僕とユーマの3人で10時に一富士荘から出発。

出発毎にとっていた集合写真ですが、この日は富士山に挑むという緊張感から撮り忘れてしまいました。笑

この日は泊まった旅館から富士山五合目まで計30km程の走行距離を予定しています。

富士山に挑む前にしっかり腹ごしらえをと、まずは最寄りのコンビニへ。

富士山の五合目までの道乗り中で、四合目付近まで自販機等が無い為、スポーツドリンクやエネルギー補給の為の食料などは事前に準備しておくのがオススメです!


コンビニからはすでに、最大の難敵である富士山の待ち構えている姿を確認できました。

この大きな山に今から挑むと思うと、正直足がすくみ、緊張からか3人の口数はかなり少なかったです。笑

とはいえ、富士山の入り口までもそこそこの坂道を7km程走りウォーミングアップを行えました。

前日多くの坂を登っていたせいか、3日目の坂にも驚くことなく、登ることが出来ました。

それでも富士山に近くにつれてきつくなる、傾斜に対し永遠に立ち漕ぎで進んでいきました。

キツイ、キツイなんて言いながらなんとか富士山の入り口まで到着。

ここで富士山を登りきる為の大事なカスタムを3人で行いました。


それは、ギア比の調整。

1日目、2日目と各々乗り慣れたギア比で走っていたわけですが、これから23kmもの間続く坂道には、

通常のギア比では登りきる事が難しいと考え、登り始める直前にギア比を大幅にカスタムしました!

僕は通常2.72のギア比で走行しているのですが、この日ばかりは2.13という通常では考えられない激軽セッティングへ。

交換した後の一漕ぎ目、体が超回復したのかと錯覚覚える程の踏みやすさに3人とも笑いが止まりませんでした。笑

とはいえやはり坂道はキツく、あのままのギア比で登っていたらどうなっていたんだろうと思う事も。


ギア比のセッティングが完了したら、そのままの勢いで富士山五合目まで登る為の富士スバルラインの料金所までひとっ走り。

今回利用した五合目までの有料道路は富士スバルラインという有料道路。

こちらの有料道路、乗用車は¥2,100-で通行可能となり、僕たちのような自転車は¥200で五合目まで通行が可能となっておりました。

っと、ここからがこの旅の本番です。

先程もお伝えしたように、富士スバルラインから五合目までは23kmの道のりとなり、常に勾配が5〜10%という距離的には短いですが、かなり苦しい道となっています。

その為、時間はかかってしまいますが、一合登る毎に休憩をし、しっかり登りきる事を目標として登っていきます!

富士スバルラインに到着したのが11時30分。目標は4時間で登りきる事だったので、15時30分までに登りたい所です。

というのも、この日の日中最高気温は23度と比較的暖かかったのですが、富士山五合目付近は日が暮れてしまうと一気に気温が氷点下になってしまうとのことだったので、スケジュール通りに登らないと帰りがかなり過酷な状況となってしまうのです。

そんな事も話し、3人は目標の五合目までスタート!

前日の峠道を越えたきたおかげで自信がついて、ペダルを踏みやすかったのか、一合目までは30分程で到着。

スタートから一合目までは意外とすんなり登れたイメージです。もちろんキツイはキツイですが、、、笑

適宜水分や、エネルギーを補給して二合目めがけ出発!

23kmのなかで約4km弱の位置に、中間目標とする場所が存在していた為、気持ち的にはかなり楽に坂道を進む事ができました!


続く二合目にも30分程で到着!

二合目の休憩は日陰での休憩になった為、坂道で半端じゃなく汗をかき、その汗が冷えかなり寒い思いをしたのを覚えています。

長距離や、山道を走り続ける時の服装は比較的汗が乾きやすく、熱が逃げやすい物服装で挑む事が重要かもしれません!

僕やユーマは3日間全て普段着ているような服装で挑んだ為、服が汗を含んでピストに降りた時の冷え方が尋常じゃなかったです。

このままでは体が冷え切ってしまうと、急いで3合目へ出発!

正直辛いのはここからでした。。。

二合目から三合目までの道のりは勾配が常に8%とかなりの激坂続きに、僕らはサドルには一度も座らず常に立ち漕ぎ状態。

重たい荷物を背負ったままの、立ち漕ぎは腰へのダメージが凄かった。

この頃からお互いに「がんばろう」なんて声をかけあいなが登っていたのを覚えています。

やっとの思い出ついた三合目。

二合目と違い日向で休憩する事ができた為、すこーし長く休憩を。

とはいえ長いしすぎても予定時間通りに辿りつかない為、気合を入れなおして再度出発!
https://d.kuku.lu/9682ff9da

※上記のURLは動画になりますので、是非ごらんください!

この頃になると、激坂に慣れすぎて一般的な勾配の坂道も平坦と思える程、クライマーズハイになっていました。

動画でもわかるように、辛い坂道×これまでの疲労のせいで進むスピードはかなりゆっくりです。

こんなスピードでも、僕たちは全力でペダルを踏んでいました!

四合目に到着してここで最後の休憩。

残す五合目までは残すところ約4km。

最後の力を振りしぼり出発。

ゴールが近くにつれてくる、1日目から今日までの長く険しい道のり思い出。

きっと1人じゃこの長く険しい道のりを達成する事は難しかったと思います。

そんな事を考えながら残りの力を全て使い切ってやっと目標であった富士山五合目に到達!

https://d.kuku.lu/f0f120f4c

※上記のURLは動画になりますので、是非ごらんください!

富士山五合目まで辿りついた時の達成感はすごく、少しいかつ目の男3人、猛汗をかいている事も忘れて熱く抱きしめあいました。笑

ここまで頑張ったみんなの賞賛を称うかのように、自然に体が動いた抱擁だったので、少し気持ち悪いかもしれせんが、暖かい目で見守ってください!笑


辿りついたという安心感からか、急激に襲ってきたのは睡魔ではなく、食欲!

ついた途端に3人の腹は極限の空腹状態に。

休みながら適宜エネルギー補給はしていたのですが、やっぱり坂道は相当な体力を使うんですね。

昨日のお昼もラーメンでしたが、この日のお昼もラーメンに!

富士山五合目で食らう豚骨ラーメンは、溝の口駅近くにある「こくまろ」という豚骨ラーメンをも超える美味さでした!

※こくまろというラーメン屋さんも激ウマなので、気になる方は絶品の豚骨ラーメンを是非食べに行ってみてくださいね。

お昼を食べたら、富士山五合目で記念に集合写真をパシャり!

ここでは集合写真の撮影を忘れずにおこなえました。笑

何とか到着した富士山五合目。

予定通り15時30分に到着し、お昼を食べたりなんだりで時刻はすでに16時半頃に。

この頃には陽も沈み始め、近くの警備員さんから寒くなる前に早く出発した方がいいよなんて、心配のお声がけを頂きました!

登りは固定ギアで挑んだわけですが、帰りは下坂をより快適に進む為フリーギアに変更。

ここまで、佐竹さんの熱以外順調に進んでいた僕たちですが、目的を達成した瞬間にまさかのトラブルが、、、

ユーマの愛車が壊れてしまい、ピストで一緒に坂を下る事が困難になってしまうという、かな危機的な状況が訪れました。

なんども言うように、陽が暮れると気温が急激に下がる為、何としてでも今すぐに出なくてはいけない状態での手痛いトラブル。

周りを見渡しても夕暮れ前の五合目に、観光客の姿は少なく人がいたとしても、観光バスツアーの人ばかり。

どうしよう、どうしようとユーマが慌てふためくなか、心優しい美女3人組に助けをお願いし、ユーマは車に乗って何とか下山する事ができました!

本当に良かったと思う一方で、僕も美女3人と一緒に坂を降りたかったという気持ちも80%くらいありました。笑


陽が暮れながらも、何とか僕と佐竹さんはピストで下山。

寒いし、霧がすごくて前見えないし、路面滑るし、スピードめっちゃ速いしで下りは下りで絶妙な過酷さでした!


富士山を降りたら、すぐ近くにある富士山温泉で3日間の旅の疲れを労いに。

直前まで寒い思いをしていた僕たちにとって、この日の温泉は格別なものとなりました!

温泉上がりには、お決まりのコーヒー牛乳をグイっと。

何だかんだ辛い事の多かった、3日間でしたが多くの方の支えもあり、3人無事に富士山五合目まで登りきる事ができました。

BROTURESに入って、ピストバイクで何か出来なかった事に挑戦してみたいと言う気持ちで挑んだ今回の挑戦。

正直いって想像の10倍はキツく、道中諦めそうにもなりましたが、何かを達成したいと言う気持ちだけで耐える事が出来ました。

ピストバイクってロードバイクに比べれば長い距離を走ることや、坂道を登り続ける事が大変かもしれないですが、

そんな事は気持ちでカバーできるんだなって今回の旅で、改めて感じる事が出来ました。

何よりも、僕は自分が世界で一番カッコいいと思えるピストバイクに乗れる事でどんな辛さも跳ね除けられると思います!

僕たちBROTURESは、これからも今現在ピストバイクに跨る人や、これから購入を考えている全ての方を全力でサポートしていきます。

なので、辛いと思える道でも僕らと一緒にピストバイクで楽しんでみませんか???

ピストに乗って富士山に登るなんて、ピストに出会ってなかったらしてなかっただろうし、ピストに出会えてからこそ行えた事だと思います。

ただ乗るだけじゃなく、新たな景色を見せてくれるピストバイクで、新たな生活を手にしましょう!

お店で皆様のたくさんのご来店と、お問い合わせをお待ちしております。

それでは。

GORI

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