NJS組の流儀 〜前編〜

BROTURES ONLINEでは、メールやLINEを通じて、遠方にお住まいの方でも妥協なしのフルカスタムオーダーが可能です。

受け取り方法も自由自在。店頭での納車はもちろん、全国どこへでも配送いたします。

いやー、本当に便利な時代になったもんです。

…とはいえ。
大切な愛車を、しかも決して安くはない一台を、実物を見ずに決めるのは誰だって不安になるもの。

でも安心してください。
BROTURESは“世界一ピストバイクを組んでいるショップ”です。
数ある自転車屋から僕らを選んで欲しい理由はそこにあります。

そんな今回ご紹介するのは、LINEからご依頼いただいた NJSフレームのフルカスタム。
普段はあまり見せることのない作業風景も後編ではお届けします。

フレームはMAKINO。ブランドとお客様のルーツや土地柄に共鳴して選ばれたそう。

イエローというチョイスがまた良いですね。地方でこんなの走らせて良いんですかってぐらい発色が完璧です。

MAKINOの詳細はぜひディグってみてください。ここで説明するよりその方が楽しいと思うので。

NJSを組むってなったらみんな悩むのがNJSパーツをどれだけ使うか。

全て揃えればそりゃかっこいいけど、そこはそう来たかってところがあると"らしさ"が出て面白いカスタムになる。

前編ではホイールのご紹介。バラ完で組むってなったら大抵ホイールを軸に考えていくことが多いです。

ぱっと見どうですか?

執筆者は度々提唱しているのがこの"薄リム × ローフランジハブが一番渋い"という理論。
今考えるとピストのルーツである競輪から自然とインスパイアされていたのかも。

SHIMANO DURA-ACE TRACK HUB HB-7710

今回は他にも何台か車体をお持ちいただいていることに加えて、NJSらしく速く走りたいというご依頼だったので、まぁハブは一択でしょう。

NJSによくあるフロントM8のリアエンド110mmにも対応できるので間違いない選択です。

中の玉当たりの調整次第では新品以上の性能を出せるので自分で分解できるようになったら面白いですよ。工具さえあれば意外と簡単。

ARAYA RC-540

リムには、競輪で唯一認定を受けているブランドARAYAをチョイス。

NJSの16B GOLDはブレーキ面がないので街乗りはこっちですね。各ホールにあるハトメがクラシック感満載。

どうやら36Hは廃盤になったみたい。持っている自分からしたら嬉しいような寂しいような。

もう生産されることのないパーツを使えるのもピストの楽しいところ。オークションサイトで手に入れたんですけど...って人も遠慮なく持ち込んでくださいね。

コグにはゴールドメ、、、
ではなく注目すべきはスポーク。

HOSHI SPOKE #15 (NJS)

通常、スポークには #14(2.0mm) の細さのものを使用します。特に指定がなければ、剛性と強度をしっかり確保するために、この規格を選ぶのが基本です。

一方競輪では#15-1.8mmのものを使用。なんなら#15-#16のバテッドもNJS認定。

細いと全体の重量が軽くなるので加速性に優れます。そして、しなりが生まれることにより乗り心地向上ってところも。

一般人では余程しごかないかぎりスポークをぶち折ることはまずできないと思うので、街乗りで#15の選択肢は案外アリなのではないかと。

Panaracer AGILEST DURO

タイヤにはすっかり定着したアジのリストさんを。

ここは性能ってよりも正直カラーで選びました!そんなところがあったっていいじゃない。

後付けの理由としては、荒れたアスファルトにもしっかり対応できるように。
でもこの黄色と紫は今回のフレームにはもってこいでしょう!

コグもゴールドにして見惚れる美しさですねー。
ホイール単品のご依頼ももちろんお待ちしてますよ!

前編はこの辺りにしておきましょうか。

次回は完成した車体と実際の作業風景をお見せしますね!

〜ネクストコナンズヒント〜

後編もお楽しみに!

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