BROTURESで10年以上勤務するスタッフ達で選ぶカスタムバイクとは!?

BROTURESが誕生してもうすぐ15年が経過しようとしています。皆様、日頃のご愛好誠に感謝申し上げます。

思えばピストバイクというマニアックな乗り物一筋で営んできたショップ。多くの困難があったように、その分多くの経験や感動を味わえた15年間でした。

最初は横浜の白楽という、これもまたマニアックな場所で始まった我が社ですが、今では原宿、大阪、吉祥寺と増えていき4店舗。当然抱えるスタッフも3-4人から20人程へ増えていきました。各店舗には設立当時を知るメンバーが数名居たり。

その歴史の中でもウン百、ウン千というカスタムバイクを中堅スタッフは作ったり見てきた訳ですが、そのメンバーで作り上げる等身大のカスタムバイクとは一体どんなモノなのか。これを検証していきたいと思います。

まず大前提。中堅スタッフはもう若く無い。笑

さっきから懐かしい写真引っ張ってるけど、この写真当時はほぼ全て20代だったみんなも、当時を知るメンバーは概ね30代半ばから40手前に差し掛かりました。笑「おじさんだから無理だよー」とかいうネガティブな思考はありませんが、当然のようにピストバイクの遊び方も変化していってます。無茶してスピードを競ったり、宛ても果ても無い旅なんてしません!

大事なのは自分が使う目的に合った仕様、移動が苦ではなく楽しくなる、大人っぽい上品なルックス、この辺りを求めるようになりました。

そこで今回のテーマは"R35の通勤ピストバイク"とプログラム名を冠してみましょう。待ちきれない、通勤と退勤の時間。そんな人生、素敵だよね。

まずフレームセレクト。

こちらはBROTURESラインナップの中でも玄人が一番好むTYRANT BIKESのKAGEROで決まり。

TYRANT BIKES KAGERO Complete Bike ¥275,000(税込)

こちらのKAGEROをベースとしてセレクトし、カスタマイズを進めていこうと思います。このKAGERO、とにかく軽いんです重量が。軽い事で得られる恩恵は起伏の激しい土地に住んでいてもサクサクと自転車が進むだったり、信号のストップ&ゴーが多くても加速力が強いので疲れないなど。信じられない人は店頭でKAGEROのフレームを持ってみて欲しい。下手したらその辺の自転車ホイールよりも軽いフレームかもしれません。

そしてターゲットは30-40代の通勤ユーザーと設定したので、まず下記の条件は必須。

①10km前後の距離は快適に、楽に移動できる

②オフィスカジュアルでも似合うカラーリング

③休日の趣味、運動不足解消としても使える

特にラクして楽しい通勤という夢を叶えるために、快適さは必須。そこで選んだパーツがHEDのホイールとブラケットブレーキセッティング。

HED.×BROTURES Exclusive Track Wheel Set ¥162,800(税込)

BROTURESがHED.社へ別注をかけたリミテッドホイールセット。HED.特有の回転性能高いハブに、横風に煽られにくい上品な浅めのリムハイトが特徴。カーボンホイールのT3SHRED88ほどのインパクトは不要、快適にサクサク走るホイールが欲しい。そんな時にセレクトすべく極上のホイールがこちら。

そしてステアリング周りは起伏、長距離もある程度視野に入れながらリラックスしたポジションで走行できるブラケットブレーキシステムを採用。

ブレーキレバー上部にもたれ掛かりながら走ったり、時には下の部分を持って加速させたり、ハンドルの付け根を持ってリラックスしたクルージングだったり。比較的マルチなポジションが可能。

30-40代だったら経験あると思いますが、自動車で旅行中、ずっと同じポジションで長距離運転してたら疲れますよね?足を崩したり、シートに座る位置を微調整したり。アレと一緒です。持ち方が複数あればあるほど、疲労感も軽減されます。

このKAGERO×HED.のホイール×ブラケットブレーキ仕様は10km前後の通勤ユーザーにとってベストなセレクト。

さらにもう2つ挙げるとしたらサドルと泥除け。これ大事ですよね!

まずはサドル。個人差はあるかもしれませんが「お尻痛い、、」これがね、本当ストレスなんですよ、スポーツバイクにおいて。強いては通勤において。モットーは楽しく通勤ですから、お尻痛いストレスなんて御免。

そこでセレクトしたのはTIOGAのSPYDER Twintail

200gを下回る軽さと見た目の素材感で一見痛そうに見えますが、アンチスリップパッドという滑り止めが施されているので、ペダリング時にお尻が擦れません。実はコレ、お尻が痛くなるという原因に対してクッション性よりも重要だったりします。

相性こそあれど、高いホールド性を誇るシートに乗ればお尻痛くならないし、ペダルを踏み込む足の邪魔もせず、快適に乗車することが出来る。これは信じてください。大事なのはクッション性よりもホールド感です!

そしてもう一つは泥除け。オフィスカジュアルといえど、通勤中で服が汚れたら仕事に影響出ますよね。そんな時は潔くカッコいいフェンダーを付ければいいじゃん。

今回選んだのは着脱が容易に可能なZEFALのDEFLECTOR RC50というアイテム。税込¥2,000弱で購入できるし、余程のことが無い限り衣服を汚さずに済みます。そしてかっこいい。これ、個人差はありますが、こういうリアルな用途を踏まえたカスタマイズの楽しみ方も大人っぽくてかっこいいと思いますよ。

このように通勤を楽しくする、さらに日頃の趣味にもしてくれるピストバイクというテーマを掲げて、歴の長いスタッフで仕上げたカスタムバイク。きっと同じような世代の読者も多いはず。

2025年はピストバイクで通勤を楽しみましょう。余力があるなら、休日一緒にピストバイクを楽しみましょう!

 

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