LEADER CUREの良さを、カスタマイズによって最大限引き出す方法とは?

予め伝えておきますが、BROTURES横浜のスタッフは玄人集団で天邪鬼。笑 ピストバイクやその他自転車に触れてきたキャリアは皆10年以上。古き良きピスト創世記をリアルに生きて体感し、現在のニーズもしっかり踏まえて後世に残そうとしている。
そんなストイック集団の中に身を置いていたら、BROTURESの真骨頂である「ストリートで速いマシン」という一番の武器をついつい忘れてしまいがち。
BROTUREといえばLEADER。LEADERのカスタムといえばBROTURESカーボンホイール。今回は雑味無し、邪念無しで、そんなカスタムバイクをピュアに書き綴りたいと思います。
①カーボンバトンホイールでパシュートフレームの加速力を最大限活かす
BROTURES T3 CARBON WHEEL ¥132,000〜(税込)
BROTURESが独自で研究を重ね生み出したカーボンホイール。通称"バトンホイール"
フルカーボンで製造されたこのホイールの重量は大凡800g前後。大胆なダイエットに加え、スキッドやウィリーなどのトリックをしたいなんて人も、多少荒々しく乗ってOKだよって強度も確保しています。30万、40万とするレーシングスペックのホイールではなかなか思いっきり楽しめませんよね。
特にベースモデルとなったCUREの前がかりな乗車姿勢と重心を最大限生かすべきポイントはスタートダッシュ。イメージするならクラウチングスタート。フレームの上部が前に向けて下がっているので「よーい、ドン!」での加速度、漕ぎ出しが非常にクイック。それを活かす為にフロントホイールを軽くし、重力に負けない軽快な漕ぎ出しをGETする。
②ブルホーンハンドルでどんな地形でも走破できるようにする
このカスタムバイクは基本的に速く移動したい人の為のモデルです。よってサドルにお尻を付けている暇なんてありません。全力で漕いで、全力で目的地に向かってもらいます。そこで障害となるのが「地形」。特に横浜や東京都内って坂多いですよね。これはシングルスピードでも11変速のギアを持った自転車でも同じ。そこで役に立ってくれるのがこのブルホーンというハンドル。
DEDA DABAR CARBON BULLHORN BAR ¥34,200(税込)
ブルホーン=牛の角。誰が名付けたのやらワイルドなネーミング。この角の部分を手に取り、乗車姿勢は立ち漕ぎで、自転車を左右に力強く振りながら坂道を登れば、その他ハンドルと比べ物にならないくらい楽に走破できてしまいます。一番自転車に力を伝えやすいハンドルと言えるでしょう。
③屈強なクランクでリズムよく、テンポよく加速する
この新作カラーCPを纏ったBEAT CRANKは、街中での走行をリズムよく軽快にしてくれて、どこまでもストレスなく自由に進み続けるという願いが込められたアイテム。まさにこのカスタマイズにぴったりのクランク。
By BROTURES BEAT CRANK SET ¥44,000(税込)
人の脚力は腕力の3-4倍ほどの力があると言われていて、前述したブルホーンやホイールにかかる負荷とは比べものにならないエネルギーを絶え間なく受け続けるクランク。このBEATクランクは非常に高度の高い素材で作られ、後輪へ伝わる動力のロスを極限まで少なくなり、カチッとした踏み心地を実現してくれます。ここが重要、カチッと。
柔らかい母材で作られたクランク、または一般的に精度の悪いという言葉が使われるクランクはずっと回していると左右の脚力によりロスを非常に感じやすかったり、漕いだ力が逃げていく感覚をすごく覚えます。それはスピードの減退や体への疲労に繋がります。
ずっと自分の足で回して動力に変換する部品であるから、ちゃんと拘ったものは付けたい。そんな時にこのアイテムを選んでもらえればベストチョイスと言えるでしょう。
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このようにホイール、ハンドル、クランクを「速く走る!」為にセレクトしたCUREのカスタムバイクを本日はご紹介しました。
ピストバイクはただ走るだけでは面白くない(そんな事は無い)。リズムよく軽快に、慣性で回るホイールやペダルに身を委ねて加速すれば、今日上司に怒られた事や頑張って作った資料が消えてしまったことも忘れられる(そんな筈は無い)。そんなロマンに溢れた自転車。
既にCUREへ乗っている人も。これからピストバイクの購入を考えている方も。ぜひ参考にしてみてください!
