「変なバイク」が面白い。

ピストバイクに関わらず、自転車のフレームの素材によってある程度の性能の方向性が決まります。
アルミは軽くて硬い、カーボンはさらに軽い、チタンは乗り心地が良いだとか。
その中でもスチール(鉄)のフレームは一般的にはしなりがあって心地良い反面、速いフレームとされることは少ないです。
しかし素材だけで性能が決まらないのが自転車の面白いところ。
その素材の加工や、フレームの設計によって同じ材質でも乗り心地は異なります。
今回はスチールの利点の”タフさ”はそのままに、スチールバイクらしからぬ”速い”カスタムビルドをご紹介します。
LEADER Angelino PTG
LEADERの独自設計のアンジェリーノはクロモリ(スチール)でありながら大口径のパイプを採用したピストバイクです。
特徴的な前下がりのタイトなジオメトリーも相まって、「柔さ」を微塵も感じない乗り心地になっています。
スチールのガッチリとしたタフネスを活かしつつ、ハイレスポンスな仕上がりはハードなストリートでのライドにピッタリな1台です。
そう。「硬さ」は「速さ」にも繋がるのです。
それは身体に接するパーツほど感じやすいかもしれません。
ハンドルにはNITTO製のワイドライザーを採用しました。
NITTO for SHRED BAR φ31.8
また、ステムとヘッドセットにはアヘッド機構のパイオニアのCANE CREEK。
リリースされて間もないGXC STEMはグラベルやクロカン向けに開発されたこともあって、固定力は抜群です。
さらに超軽量な仕上げときたら今回のセットアップには欠かせません。
CANE CREEK GXC STEM ¥12,980-
ヘッドセットの110(ワンテン)シリーズはCANE CREEKの最高グレード。
そのネーミングの指す意味はなんと110年保証。
耐久性への絶対的な自信は手元の剛性という面でも大きなメリットとなり得るでしょう。
CANE CREEK 110 EC34 ¥32,780-
このコックピットのセットアップはそのままオフロードでも通用する本気仕様。
街乗りにはオーバースペック?
身の程をわきまえないロマンと実用性に僕はどうしてもワクワクしてしまうのです。
自転車の性能を決める大きな要素の1つでもあるホイールには先日組んだカスタムホイールを早速チョイスしました。
HED. Belgium R x DURA-ACE HB-7710 Track Hub
乗り心地・コントロール性・安心感の三拍子が揃ったパーフェクトなホイールです。
タイヤには話題の「激タフ」のPanaracer Break Through。
ピストバイクとの相性抜群なタイヤです。
Panaracer Break Through
どんなに良いパーツを使っていてもエンジンがポンコツではもったいない。
駆動部のクランクにはBROTURESが設計から開発したBEAT CRANKをぜひ推したいところです。
乗っていると気づきづらいですが自転車はペダリングに合わせてたわみます。
このたわみをできるだけ抑え、推進力に変換できるBEATはあなたの本来のスピードを楽しむことができるアイテムと言えます。
By BROTURES BEAT CRANK SET
ピストバイクの真髄は、定石にとらわれないカスタムにあります。
正直このバイクはレースにも出ないし、オフロードも走らない。
”自転車業界の常識”からしたら”変なバイク”です。
しかしピストバイクはそんな常識の外で発展したカルチャーを持っています。
ライフスタイルや身体的特徴は違うのに同じようなバイクに行き着くのは面白くないと感じてしまうのです。
誰かが言ってたからじゃなくて、”自分の好き”を自由に表現できるのがピストバイクです。
少しでも興味があればいつでもサポートいたしますので、ぜひお気軽にご相談ください。

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