妥協は捨てて、エゴを押し付けましょう。

松屋のうまトマがレギュラー化したのも既に10日以上前だとか。
しかし、未だに食べに行っていません。そういうことなんですよね、いつでも食べることができると思うと行かないんですよ。
夏季限定だった時はしょっちゅう行ってたんですけどね。いつでも食べに行けるのに、行かないってことは実はそんなに好きじゃないのかもしれません。

そんな好きじゃないのに、これまで意気揚々とうまトマトークを繰り広げてすみません。どうも、Kickです。

今回はLEADER®︎721TRのカスタムバイクをご紹介します!

ふと思ったのですが、年齢的にも精神的にも、成熟するほどに高級感を求めるようになるのは、人間の性なのでしょうか。店頭でお客様とお話していると、落ち着いた大人の雰囲気を持つ方ほど、シルバーパーツでのカスタムを選ばれることが多いように感じます。

それはそれで、もちろん素晴らしい選択です。

完成車に付属するパーツは、多くがブラック。そこにシルバーパーツを組み合わせることで、車体全体に輝きが増し、美しく高級感のある佇まいになります。そして何より、完成車とはまるで別物のように、印象がガラリと変わるのも魅力の一つ。

しかし!日常の移動手段としてのピストバイク。ただ見た目が美しいだけでは、物足りなさを感じてしまうのは、僕のエゴでしょうか?いくら高級感があっても、実用性に欠けていたら意味がない。毎日使うものだからこそ、カッコよさと実用性は両立していてほしい。

ということで今回は、高級感のあるシルバーパーツと、実用性を重視したパーツを組み合わせて、日常使いにもバッチリなカスタムバイクを組んでみました!

LEADER®︎721TR
LEADER®︎721TR

フレーム:LEADER®︎721TR

“LEADER®︎721TR”は、ピストカルチャーを一人でも多くのライダーに届けるためにLEADERとしてのアイデンティティは継承しつつ、 コンポーネントやパイプ選定をシビアに行いコストを削減したモデル。
逆に言えば、その分しっかりカスタムをすれば”735TRにも匹敵するポテンシャル”を持ち合わせたベリーグッドなフレームです。
7シリーズで唯一シートポストが専用(カーボンエアロシートポスト)ではないのですが、またまた逆に言えば、コンポーネントメーカーのシートポストが使えるので、将来的にブランド合わせや今回のようなシルバーパーツも入れたいと考えている方にはかなりオススメです!

VELOCITY DEEP-V × BY BROTURES TRACK HUB
VELOCITY DEEP-V × BY BROTURES TRACK HUB
VELOCITY DEEP-V
BY BROTURES TRACK HUB

ホイール:VELOCITY DEEP-V × BY BROTURES TRACK HUB

BY BROTURES BEAT CRANK SET

クランク:BY BROTURES BEAT CRANK SET

クランク、ハブのドライブトレイン(回転軸)はBROTURES製品をセレクトし耐久性やコスパを。
ホイールにはピストバイクカルチャーを語る上で欠かせないややリム高の名作リム”DEEP-V”とBY BROTURES TRACK HUBのアッセンブル。今回はブレーキ面有りのモデルをチョイスしましたことにより、ハブからタイヤにかけての、シルバー(ハ
ブ・スポーク)・ブラック(リム)・シルバー(ブレーキ面)・ブラック(タイヤ)という色の配分がいい感じ。狙ってます。

クランクにはコスパがいいだけで表現するには勿体無いクオリティのBEAT CRANKをセット。ストリートでの使用を想定して作られているため、耐久性やメンテナンス性は折り紙付き。とにかく長期間ストレスなく快適に乗り続けたいという方にオススメしたい。
先日待望の再入荷を果たしたBEAT CRANKですが、今回チョイスしたCPカラーの在庫が少なくなってきております!まだ純正クランクの方、ダイレクトクランクを試してみたい方はお早めに。

BEAT CRANKのスペックや使ってみたインプレはコチラから↓
BROG:完成車を高次元へ引き上げる魔法のアイテム、待望の再入荷!!

PANARACER GRAVELKING SK

タイヤ:PANARACER GRAVELKING SK

タイヤには日本製の「Panaracer」からグラベルキングSKを入れ、少しでもオフロードや悪路を快適に走れるようにしています。もちろんオンロードでの走行性能も問題なし。
悪路やオフロード、雨上がりの滑りにくい路面で有難いブロックタイヤですが、タイヤ幅が太めのモデルが多くてLEADER®︎のアルミフレーム(推奨タイヤ幅は28Cまで)にはセットしにくいんですよね。しかし、グラベルキングSKであれば、26Cから展開があるので問題なくセットできちゃいます!

モダンな印象のLEADER®︎のアルミフレームとワイルドな印象のブロックタイヤのコンビネーション。相反するものが共存することによってより深み・カッコよさが増すと感じるのは僕だけなのでしょうか。それを形にできるのがピストバイクってわけですよ。

NITTO FOR SHRED BAR
THOMSON X4 STEM
THOMSON ELITE SEATPOST
THOMSON TOP CAP

ハンドル:NITTO FOR SHRED BAR
ステム:THOMSON X4 STEM
シートポスト:THOMSON ELITE SEATPOST

腰上の基本コンポーネントにはTHOMSON、ハンドルはNITTOでセッティング。
THOMSONは航空機製品由来の耐久性と精度で緩み知らず・ズレ知らずのMADE IN USA。NITTO FOR SHRED BARも焼入れ施されたアルミニウムを使うことで激しいライディングにも耐えることができる強度・耐久性をもつMADE IN JAPAN製品です。

NITTO FOR SHRED BARのスポーツバイク初心者の方でも乗りやすいライザーバーの形状と、数々のトレイルテストを経て生み出された”25mmのライズ、6度のアップスウィープ、3度のバックスウィープ”という黄金数値は多くの人に乗りやすいと感じてもらえる至高の一本です。

WTB GRAVELIER

サドル:WTB GRAVELIER
グリップ:WTB ORIGINAL TRAIL GRIP

自分の体が接するサドルとグリップにはマウンテンバイク由来のWTBで統一。
長距離を走る方に向けにショートノズルとオープンフィットを採用し、最高のペダリング快適性とパフォーマンスを約束するモデルがGRAVELIER。通勤・通学で長い距離を走る方は日々の移動をかなり快適にすることができるかと。

グリップの珍しい六角形の形状がよく手に馴染む上、固定性も高く捻れにくいので、手の感触も見た目も心地よい状態を長く保つことが可能です。

MKS SYLVAN GORDITO

ペダル:MKS SYLVAN GORDITO

仕上げにはペダル界の二刀流と称されるMKSよりSYLVAN GORDITOのシルバーを足元に配置することで、見た目◎踏み心地◎の最強カスタムに仕上がります。
大定番のALLWAYSよりもやや踏み面が広いので足がペダルから落ちることも少なくなりますし、踏みやすいのでより効率的なペダリングを
行うことも可能です!

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LEADER®︎721TR

今回はLEADER®︎721TRで高級感と実用性を兼ね備えたカスタムバイクをご紹介しました!
シルバーパーツをメインに、タイヤ・サドル・グリップなどのソフトパーツには実用性の高いパーツをチョイスし、見た目の美しさはもちろん、通勤・通学といった日常使いから、休日の街乗りやちょっとした遠出まで、あらゆるシーンで活躍するオールラウンドな一台に仕上がっています。

「見た目はカッコいいけど乗りづらい」「乗りやすいけど、見た目はいまひとつ」
そんな妥協は、もうやめにしませんか?

日常の生活をちょっとだけ変えてくれるのが、ピストバイクという存在です。
だからこそ、見た目にも、乗り心地にも妥協しない、“自分だけの一台”を作ることで、日々の暮らしもきっと豊かになる。

そう思うのは、僕のエゴなのでしょうか?いや、きっと違うと思います。

その他、パーツや車体のご相談もお気軽に。
ご来店、電話・各種SNSよりお問い合わせお待ちしております!

では、また。

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