手組みホイールの魅力について。

こんにちは、カズです。
皆さんご存知の通り(特にBROTURESスタッフは全員知ってますよね?)、本日(7/14)は大阪店の店長兼肩粉砕系メカニック藤本さんの誕生日!
すでに大勢の方からお祝いメッセージいただいたかと思いますが、まだの方は祝ってあげてください!

いつもポーカーフェイスかつベビーフェイスの藤本さんですが、内心めちゃくちゃ喜んでるので店頭で会った時はぜひお祝いの言葉を。。。
今はまだアラサーという括りですが、もうすぐでアラフォーの仲間入り。
まぁアラフォーになっても変わらずキュートなベビーフェイスを振る舞ってくれるでしょう。
はい、本題へ。

完成車のホイールについて
今日はタイトルにもある通り手組みホイールについて。
さて皆さんはどんなホイールを使っていますか?
また、これからピストバイクに乗り出そうと思っている方はどんなホイールを使う予定でしょうか?
今お乗りの方でもこれから乗られる方も多くは完成車のホイールだと思います。
というのも、ありがたいことに完成車のラインナップが増えて手頃な価格帯で乗り出せるようになり、最初は純正のホイールで乗り出す方が多いでしょう。
まず、完成車のホイールとはなんなのかと言うと、LEADER各モデルやBLANKSなどのコンプリートバイクに付属してくるスタンダードホイールのことです。
完成車のホイールが悪いホイールではありません。ただ、良いホイールとは言えません。
と言うのもこれらはコンプリートバイク用コンポーネントを作る工場によって作られるもので、基本的にノーブランドです。
基本的な安全を確保されたクオリティで作られるので、特段メリットなどはなく、本当普通って言葉がしっくりくるものになっています。
なのでスタッフはそれぞれのライディングスタイル、カスタムスタイルに合わせた手組みホイールを使用しています。
BROTURES全店舗共通で手組みホイール使用率100%でしょう。
そのぐらいピストバイクを存分に楽しむなら、快適にするなら、なんならピストバイクに乗るならマストアイテムな訳です。
実際に使っているからこそ我々は手組みホイールを推し続けています。
では、完成車のホイールと手組みホイールの違いについて解説していきましょう。
完成車のホイールと手組みホイールの違い

1.剛性の違い。
これはホイールにおいて必須条件。
ホイールの剛性が低いと走行時に"たわみ"が発生し、力がちゃんと伝わりません。
それだけではなく、スポークに余計な負荷がかかりスポークが折れたりホイールが歪んだりします。
手組みホイールはその剛性を上げることができます。
それは1本1本のスポークテンションを最大限まで上げて組み上げるから。
人の手によって計測し調整することによって、強度は格段に上がります。
おかげで歪みにくく、なおかつ力の伝達力も上がったホイールが組み上がると言うことです。
2.多様な選択肢。
これが1番のメリットと言えるでしょう。
手組みホイールは、ホイールを構成するリム/ハブ/スポーク/ニップルを全て自らチョイスし、組み上げることになるのでその組み合わせは何通りもあります。
本来、完組ホイールはオールブラックかオールシルバーがほとんど。
ですが手組みホイールだとそれぞれのリムカラーも選べるし、艶ありやマットも選べる。
中には多彩なカラーを持つハブブランドもあるので、自分の好きなカラーを入れたりも可能。
そしてカスタムスタイルに合わせたカラー選択だけではなく、ライディングスタイルに合わせたカスタムホイールの作成が可能です。
大阪店スタッフを例に出すと。
スピードを競うようなレース出場もするメカニック銀河は、より軽くより回るカスタムホイールを。
トリックをメインにピストバイクを楽しむ私、カズは回転性よりも剛性や強度を追求したカスタムホイールを。
というような感じで、完全に自分仕様のホイールを組み上げることができるということですね。
長くなりましたがここまで読んでいただければ手組みホイールの重要性、必要性が分かるかなと思います。
ここからは大阪店にストックホイールとして用意している手組みホイールを例に用途別でオススメしていきます!
用途別ストックホイール紹介
1.手頃に手組みホイールを使ってみたい方へ



BROTURES WIVER × BROTURES TRACK HUB
ベーシックな組み合わせの中で最もコストバランスをとった組み合わせ。
この組み合わせにしとけば間違いなく、純正の完組ホイールからのグレードアップが感じられます。
ブラックとポリッシュの選択肢がリム・ハブ共にあるので、組み合わせは4種類。
スポークのカラー選択を含めると11パターン以上の組み合わせが可能と、これだけで十人十色。
2.車体総重量を軽くしたい方へ


BROTURES F 55 × BROTURES TRACK HUB
Front ¥69,850-INTAX / Rear ¥71,610-INTAX
軽量化を目指すなら避けて通れないカーボンホイール。
リムをカーボンにすることで単純な車体重量軽量化のみではなく、漕ぎ出しの軽さや加速力の良さに繋がります。
こちらのストックホイールはカーボンパターン 3K / リムハイト 55mm です、リムハイト55mmはレースにおいても重宝されているリムハイトです。
手にくる衝撃をしっかり吸収しつつも風の煽りを受けにくく、重厚感がありながらも存在感があるリムハイト。
3.ハードなトリックにも挑戦したみたい方へ



H PLUS SON AT-25 × PHIL WOOD high flange SILVER
Front ¥59,070- / Rear ¥66,220-
遊び尽くすならこのホイールセット。
定番の組み合わせだけどその分の信頼感、トリックライダーの多くもこの組み合わせを使ってるぐらいタフな組み合わせ。
PHILのハブといえばなんと言っても高い剛性と耐久性が特徴。
『そっち(剛性とか)に振ってるせいで回転性悪いんじゃないの?』って思いましたか?
最初はベアリング部分にグリスがしっかり敷き詰められているので、滑らかな高い回転性って感じでは無いですが使っていくうちに馴染んで良い感じに回ってくるんです!
使って育てていく感じですね。
4.差し色を入れてカラー遊びもしてみたい方へ


H PLUS SON AT-25 × VELOCI ROLLCII RC20 TRACK HUB
Front ¥33,880-INTAX Rear ¥34,980-INTAX
ハブボディには7000番台の超ジェラルミンアルミを採用し、軽量かつ強硬度を実現したVELOCI CYCLESのトラックハブ。
フロントハブとリアハブの両方に大型の American Enduro 6902 シールベアリングを採用することで、スムーズかつベアリングの寿命を大幅に延ばしています。
VELOCIのハブはカラーが多い上に、ありそうでなさそうなカラーを展開してくれています。
手頃ながらあったら良いなを叶えてくれる、コスパGOODなハブです!

ここまでお付き合いいただきありがとうございます。
カスタムすると見た目は勿論、走行性能もかなり変化するのがホイールです。
愛車をより自分だけの一台に、もっと日々の通勤を楽に、一分一秒でも速く。それぞれの理想に近づくにはホイールのカスタムが不可欠と言っても過言ではないでしょう。
ざっくりとしたアイデアでも、細かいアイデアでもぜひ相談してください。ホイールカスタムであなたのピストバイクライフに変化をもたらすお手伝いが出来たら嬉しいです。
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