流行やトレンドは関係無し!725TRの名作を振り返ってみた。

LEADERの代表作「725TR」を祝う“725の日”

その一環として開催中のUGCイベント「#RideLeader」が、LEADERオーナーたちの間で盛り上がりを見せています。そして当日となる7月25日には、もしかしたら“とんでもない企画”が待っているかも、、、!?あなたの愛車も、ぜひ#RideLeaderで紹介してみてください。

→詳しくは[イベントブログ]をご覧ください←

そして今日は「725の日」までいよいよ1週間を切ったということで、今回のブログでは、これまでにリリースされた中で名作と呼ばれる725TRを5つ、時系列を追ってご紹介。(※画像が少々粗いですがそれもまた歴史の味ということでご理解ください!笑)


●2012年1月|初の限定カラー「Ice Metallic」が登場!

BROTURESがLEADERを取り扱い始めた2012年初頭。
第一次ピストブームが過渡期を迎える中、突如として現れたのがこのアイスメタリックという限定カラー。世界限定30台という希少な数でリリースされたこのモデルは、今見てもやっぱりカッコいい。再販を望む声は根強く、実はスタッフの中でも「最も印象に残っているモデル」として語られ続けています。

写真の725TRは、現在BROTURES大阪店でメカニックとして働く藤本のバイク。
ちょうど彼が入社するかしないか、というタイミングで手に入れた一台だそうです。当時は、内装2段変速のDUOMATICハブが採用されていたりと、725TRのバリエーションも豊富だったことを思い出します。


●2013年4月|大阪店のグランドオープンを祝った725TR

こちらは大阪店のオープンを記念して世界限定50台でリリースされた限定モデル。
光沢感のあるクロームメッキ仕上げが特徴で、その後にリリースされた「剥離ポリッシュ」とはまた違った魅力がありました。
LEADERのダイナミックなエアロフレームが、より引き立つ贅沢な一本。

オープニングイベントでは、前後にBROTURES SHRED88を履いたカスタムバイクが展示されていたのを覚えています。
「あのヤバい夜」からもう12年。月日の流れを感じますね。
今も乗っている方がいれば、ぜひ大切にしてほしいモデルです。


●2014年3月|限定カラー第2弾はイメージを覆す“ピンク”!

現ラインアップを見渡しても意外と存在しないピンク。
初めて見たときの衝撃は、今でも鮮明に覚えています。

入荷前はスタッフの間でも「え、ピンク!?笑」と不安視されていましたが、
実際に組んでみたり、お客様のカスタムを目の当たりにする中で、
「……これ、欲しいかも」と評価が一転。笑
最終的には入荷数も少なく、結局スタッフは誰も手に入れることができませんでした。

このピンクは、初登場となった2014年以降、一度だけ再販されましたが、それも今では10年以上も前の話。現行で近いカラーといえば、721TRのオレンジくらいでしょうか。そちらも在庫限りで終了予定。再びこのように攻めたカラーリングのLEADERが登場することを、僕らもヒッソリと願っています。


●2015年9月|BROTURES原宿店 限定の「T-REX」が登場

原宿店限定でわずか10台のみ販売された、初の店舗別注モデル「T-REX」。
名前の通り、古代生物「T-REX」をイメージしたフィニッシュで、ブラック×オレンジのジュラシックペイントが特徴。しかも一台一台仕上がりが異なり、原宿店に10台並んだ時の圧倒感は、今でも忘れられません。

既製品の組み合わせだけではなく、フィニッシュにもオリジナリティを追求する文化。BROTURESのカスタム提案としてカスタムペイントが広がり始めたのは、きっとこの頃あたりからだったような気がします。

 

●2008年某日|LEADERの伝説、Massan Flukerという存在

最後に紹介したいのは、モデルではなく人。

ディッキーズにFTCのパーカー。LAのダウンタウンを駆け抜ける一人のライダー。
LEADERにとって最重要人物のひとりであり、725TRを語る上で欠かせない存在、Massan Fluker

XLサイズのフレームに、まっすぐ突き刺さるTHOMSONのシートポストとステム、そしてドロップバー。駆動系にはSUGINO製ZENチェーンリングとSRAM OMNIUMをチョイス。派手さはなくても、乗り手を含めたオーラとビンビン伝わる佇まい。
この頃のMassanが乗っていた725TRこそが、僕らにとってのマスターピースでした。

ちなみに、この映像作品はMacaframaのCollinが撮影し、Massan本人が1日で音楽を制作したもの。ライダーとしてだけでなく、マルチなクリエイターとしての側面も持ち合わせる彼の存在が、LEADERのブランド像に与えた影響は計り知れません。

とまあ、最後はちょっと脱線したようにも思いますが笑 BROTURES創業より親しまれてきた725TRの歴史を、ほんのすこーーーし紹介してみました。

そして最後に。過去作を眺めながら想うこと。

1世代として認識される2000年代初頭から現在に至るまで、多くのピストバイクブランドが生まれては消えを繰り返しています。ピストに限った話ではありませんが、創世記を生き抜き、カルチャーと共に育ったブランド。一方、その後から出てきたブランド。前者であるLEADERの価値は、他のブランドがどんなマーケティングや戦略を立てたとしても、お金では買う事は出来ないストーリーと価値を持っていると感じます。この点を踏まえ、LEADERは歴史も規模も他のブランドとは一線を画したブランドだと言えます。

次にもう少し広い話。どの業界でも起こり得ることですが、ニーズが拡大すれば、同じようなデザインで大量生産するためにコストを削減し、安価に販売。このようなブランドが増えるのは当たり前。それはこの自転車業界でも近年頻発に起こっていること。

ただ、誰よりも先に「ストリートライドという需要」をいち早く見出し、開発をしてきたのは、どのブランドでもなくLEADER競技用としてのピストバイクではなく「ストリートのホビー」としての位置づけとブランディングを世の中に普及した第一人者として725TRというモデルは知られ、ピストバイクファンの中で誰も疑う余地はないはず。

実際に第1次ブームの頃より2025年現在の方が確実に乗っている人口も増え、知名度も露出も圧倒的に高くなっています。 今後のピストカルチャーの展開は未知数ですが、LEADERというブランドの存在が必要であると僕らは感じています。 是非このブログを通じて、LEADER然り725TRがどのような歴史を経て今に至っているか、少しでも理解してもらえれば非常に嬉しいです。 

この725の日をきっかけに、この先の10年も一緒に楽しんでくれる人が増えることを願い、BROTURES全スタッフで#RideLeaderを盛り上げていきます!皆さんも参加よろしくお願いします!

また、店頭には各サイズの実車をご用意しておりますので、あなたのサイズを正確に判断してご提案をさせて頂きます。

店頭でお待ちしております。

-𝗕𝗥𝗢𝗧𝗨𝗥𝗘𝗦 𝗛𝗔𝗥𝗔𝗝𝗨𝗞𝗨-
東京都渋谷区神宮前4-26-31
03-6804-3115

-𝗕𝗥𝗢𝗧𝗨𝗥𝗘𝗦 𝗞𝗜𝗖𝗛𝗜𝗝𝗢𝗝𝗜-
東京都武蔵野市吉祥寺北町1-1-2
0422-27-6155

-𝗕𝗥𝗢𝗧𝗨𝗥𝗘𝗦 𝗬𝗢𝗞𝗢𝗛𝗔𝗠𝗔-
横浜市中区山下町73-2
045-877-0974

-𝗕𝗥𝗢𝗧𝗨𝗥𝗘𝗦 𝗢𝗦𝗔𝗞𝗔-
大阪市西区南堀江1-19-22
06-4391-3313
前の記事
一覧へ戻る
次の記事
#TAG