王道か否か。

どうもご無沙汰しております風村です。

ここ最近はありがたいことに、あれやこれやと作業に時間を追わておりまして。ようやっと少し時間が確保できましたので満を辞しての登場とさせていただきます。

今回は最近ちょこちょこブログでも登場しているNJSフレーム"SAMSON"のカスタムを僕なりにしてみたのでご紹介。以前はオールシルバーでトラディショナルなイメージのカスタムに仕上がっておりましたが、今回はガラッと印象を変えた組み方にしてみました。

以前のカスタムはこちらから。

前に上がっていたMAKINOのブログ内でカラーリングがY戯王のブルーアイズホワイトドラゴンなんて表現がされていましたが。こいつはなんでしょうな。

横浜店のイメージカラーのブルーに見えてきませんか。見えてくるでしょう。見えてください。

見えるじゃないですか。(もうええでしょ)

さてそんな事はさておき。

もう察しの良い方はお気づきでしょう。今回のカスタムの、これをやりたくてしょうがなかった。

WOUND UP Zephyr Track Fork

WOUND UPはアメリカはユタ州、ソルトレイクシティに拠点を置き、全ての生産工程を自社工場内で完結せせるという徹底っぷり。航空機などの素材までも手がけるその技術は信用するには十分すぎるほどでしょう。

ビカビカだけれどどこか重厚感のあるアルミラグに美しいカーボンのアーム。この唯一無二な見た目にみなさん一度は憧れを抱くのではないでしょうか。軽量かつ高剛性、さらにカーボンフォークのアドバンテージである衝撃吸収性、良いところどりの極みでございます。見た目のかっこよさはもちろんのこと性能までもが完璧なんですね。

アメリカ好きだったらこんなロゴ1つでも嬉しいポイント。ブレーキ取り付け用の穴も空いているので何かとブレーキに困りがちなNJSフレームには嬉しいですね。
NJSフレームの取扱を始めてからミッツに猛アピールをしていてついに取り寄せてくれました。

このフォークをNJSフレームに使うとなるとヘッドパーツの規格が少々ややこしくなってしまいますが、その辺はいろんな方法が提案できるのでお気軽に相談してくださいね。CHRISKINGのヘッドパーツとかにもできちゃいますよ。

さて、フロントホイールはWOUND UPのカーボンフォークに合わせて今回はバトンホイールをチョイス。
BROTURES T3 CLS
CLASSICの名もさることながら、鉄フレームとの相性も抜群。

リアホイールにはVELOCITY DEEPVを。
デカールのカラーがSAMSONのロゴとばっちり。そしてデザインだけでなくDEEPVは結構NJSフレームと相性がいいんですね。ナローなリム幅はおそらくどのフレームでも取り付けが可能だし、21Cなどの極細なタイヤも嵌めれちゃう。ブレーキが心配だったら加工されている物もあるしね。

NITTO B266AA

なんとも個性的なブルホーンバー。無駄を削ぎ落としたようなシンプルな形状はNJSとの相性もバッチリですね。バーテープを巻くことによって乗車時の快適性ももちろんの事、ハンドル周りのイメージを絞めてくれるのもいいですよね。

NJSフレームって良くも悪くも王道のカスタムがあって、NJSパーツでオールシルバーで組むっていうのが定番化しちゃっていると思うんですよね。もちろんっそれはかっこいいし間違いない。でもせっかくピストバイクに乗るのなら自由に組みたいじゃないですか。
まあこんな風なカスタムも2000年代とかなんかよく目にしたんですけどね。これも王道じゃないかなんてツッコミは今はお収めください。笑

今回のクランクはDURA-ACEで組んでいますが、これがBROTURESのBEATクランクでもばっちりハマってくれると思うし、ドロップハンドルにブラケットレバーだって似合っちゃうと思う。

SAMSONのNJSフレームってもう増える事はないだろうし、どんそん希少価値も上がっていくかと思います。長く乗って欲しいからこそ飽きずにいろんなカスタムにチャレンジしていって欲しいです。20年以上前のフレームを最新のパーツも織り交ぜて組めるなんてロマンがあって最高じゃないですか。

kazamura

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