ストリートピスト黎明期の象徴的スタイルを721TRに。
なんだか昨日あたりから、一気に空気がやわらいだ気がします。
2月14日のバレンタインデーは“冬の終わりの日”だったのですね。
寒さが和らぐのはうれしいけれど、少しだけ名残惜しいのも正直なところ。
もし冬の終わりがもう少し早かったら、チョコレートの数も、ほんの少し違っていたのでしょうか。どうも、Kickです。
今回はLEADER®721TRのカスタムバイクをご紹介します!

【新商品】721TRが新色の"MATT GREY"を携え、最後の入荷となります。
登場から17年。
数えきれないほどのピストライダーを生み出し、ストリートで愛され続けてきた ”LEADER®721TR”は、惜しまれながら生産終了となりました。
エントリーモデルという立ち位置でありながら、ブランドのアイデンティティを色濃く体現し、世界中のストリートを駆け抜けてきた721TR。
その17年は、日本のピストカルチャーの歩みと重なり合う時間でもあります。
今回は、そんな721TRにストリートピスト黎明期に流行したカスタムを施し、あの時代の空気感を再構築。ただの「過去の再現」ではなく、現代のトラフィックの中でもリアルに機能する一台へと昇華させました。
懐かしさと今をつなぐ、721TRの新たな姿を紹介します。





ベースバイク:LEADER®721TR
17年の歴史の中で、時代の変化に合わせたアップデートを重ねてきた”LEADER®721TR”。
高品質アルミニウムフレームにフルカーボンフォーク、さらにインターナルブレーキ仕様と、エントリークラスに位置づけられながらも、同価格帯では一歩抜けたスペックを備えています。
今回は最終入荷のタイミングで発表されたGREYをチョイス。
定番のBLACK/WHITEとはまた違う落ち着きがあり、パーツをBLACKでまとめても、SILVERでまとめてもハマる。カスタムの方向性を選ばない、個人的にも推しているカラーです。



フロントホイール:【USED】BROTURES T3 PRO CARBON WHEEL
リアホイール:BROTURES SHRED60 CARBON WHEEL
タイヤ:TUFO CARIBRA PLUS
フロントにバトンホイール、リアにディープリム。ストリートピスト黎明期の“黄金セッティング”をアッセンブル。
視覚的なインパクトはもちろん、バトン特有の空力性能によって加速と巡航性能が向上。見た目だけでなく、乗り味そのものを大きく変えてくれます。
今回はスキッドを多用する前提のカスタムのため、リアはあえてスポークホイールを選択。テンション調整やメンテナンス性を考慮した実用的な仕様です。
タイヤには、チェコブランドTUFOの”CARIBRA PLUS”をチョイス。耐久性と転がりのバランスが良く、ストリートユースにも相性のいい一本です。


ハンドル:【USED】LEADER DOWN TOWN DROP BAR
バーテープ:BROTURES DURABLE BARTAPE
ハンドルはもちろんトラックドロップ。
正直に言えば、決して扱いやすい形状ではありません。街乗りだけを考えれば、もっと快適な選択肢はいくらでもあります。それでもあえてトラックドロップを選ぶ。
そこには機能性だけではない理由がある。
自分のスタイルや、これまでのストリートカルチャーへのリスペクトを込めたチョイスです。効率よりもスタイル。快適さよりも自分が信じるカッコよさ。
同じ感性を持つ人には、しっかり刺さるカスタムだと思います。
フロントホイールとハンドルはUSEDパーツを使用しています。
どちらもすでに廃番となっているモデルですが、BROTURES吉祥寺店ではUSEDアイテムも取り扱っているため、探していたパーツに出会えることがあります。
新品ではもう手に入らないパーツをあえて選ぶ。
過去のカルチャーや当時のスタイルにリスペクトを込めて、自分のバイクに落とし込む。
ただ古いものを使うのではなく、その時代の思想ごと引き継ぐことができる。
それが、吉祥寺店でUSEDパーツを扱う意味のひとつです。

サドルは「迷ったらこれ」でいいと思います。それが”FLITE 1990”。
”SELLE ITALIA”の定番モデルで、BROTURESスタッフの使用率も実はNo.1だとか。ちなみに僕も愛用中。
細かいこと抜きにして、見た目よし、踏みやすさよし、ちゃんと座れる。
競輪っぽい雰囲気は欲しいけど、ガチガチの協議モデルはやりすぎって思う人にはピッタリなのでは。



仕上げにトゥークリップタイプのペダルをセッティング。
スキッド時のコントロール性はもちろん、日々のペダリングにおいても高いホールド力を求めてチョイス。足元がしっかり固定されることで、ダイレクトな踏み心地と安定感が生まれます。
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今回はLEADER®721TRのカスタムバイクをご紹介しました!
BROTURESオリジナルのバトンホイール”BROTURES T3 PRO”にLEADERオリジナルのトラックドロップハンドル”LEADER DOWN TOWN DROP BAR”。
いずれもすでに廃盤となったパーツであり、かつてのストリートシーンを牽引した存在です。
それらは決して単なる過去の遺物ではなく、いまのストリート環境でも通用する確かなポテンシャルを秘めています。
その価値を、現行の721TRというファクターを通して再解釈。
固定ギアカルチャーが培ってきたスタイルを、いまの街の流れの中で実感できる一台です。
流行ではなく、背景ごと選びたいライダーへ。
お問い合わせは、下のバナーをタップして吉祥寺店公式LINEからどうぞ。
では、また。
BROTURES KICHIJOJI
Kick
