LEADER®721TRの可能性をカスタムで開拓

明日からもう12月ですね。2025年もあっという間でした。
口を開けば「時の流れは早い」と言ってしまいますが、本当に早いものです。
皆さんは、今年やり残したことはありませんか？
私自身、思い返してみても特に思い浮かびません。まぁ、そんなものですよね。

以前、「早起きしてNHKの朝ドラを見る」とか書いた覚えがありますが、結局一度も見ませんでした。『あまちゃん』って、何年前の作品でしたっけ？どうも、Kickです。

今回はLEADER®︎721TRのカスタムバイクをご紹介します！

LEADER®のエントリーモデルといえば721TRとCURE。どちらも完成車価格税込¥121,000-という手の届きやすい価格ながら、高強度で軽量なアルミフレーム、そしてフルカーボンフォーク標準装備と、コスパの高さは折り紙付きのモデルです。

では、721TRとCUREのどちらがいいのか…？
これは、未来永劫決着のつかない論争と言ってもいいかもしれません。

ホリゾンタルフレームにインターナルブレーキ仕様の”721TR”か、よりピストバイクらしいパシュート形状で、7シリーズよりも細身のシルエットを持つ”CURE”か。

まるで、たけのこの里vsきのこの山。ビアンカvsフローラ。こしあんvsつぶあん。
そんな永遠に終わらない“好みの問題”なのであります。

これを言ってしまうと元も子もありませんが、最終的には好きなルックスで選ぶのが一番。
とはいえ、それでも「どっちにしよう！？」と決めきれないあなたに、一石を投じたいと思います。

ピストバイクを最大限楽しみたいなら、721TRに乗るべきである！！

これは個人的な意見ではありますが、強く推したいポイントがいくつもあります。

“より多くの人にピストカルチャーを楽しんでもらいたい”という願いを込めて生まれた 721TR。豊富なサイズ展開とカラーバリエーションで、性別・年齢問わず多くの方にフィットするのが魅力です。

そして最大の特徴は、フレーム形状。トップチューブが地面と平行に伸びるホリゾンタルフレームは、どんなスタイルのカスタムにも対応できる万能性を持っています。
ピストバイクの醍醐味のひとつは“カスタム”。そのカスタムの幅を最大限楽しみたいなら、やはりホリゾンタルの721TRを選ぶべきでしょう！

ということで、ここからはLEADER®721TRをベースに、カスタムの楽しさを存分に味わったカスタムバイクをご紹介していきます！

ベースバイク：LEADER®721TR

今回のカスタムでは、LEADER®のアイデンティティであり高級感あふれるMATTE BLACK をチョイスしました。やっぱりブラックっていいですよね。
オールブラックで統一してもクールだし、シルバーパーツや差し色になるカラーパーツを混ぜてもバシッと決まる。どんな方向に振っても間違いのない深さがあるのが、ブラックの魅力です。
そして何より大事なのが飽きがこないこと。
頑丈で、長く乗り続けられるピストバイクだからこそ、長期間愛せるカラーであることは大きなポイント。MATTE BLACKを選べば、その点は間違いありません。

H PLUS SON SL-42 × GRANCOMPE SMALL TRACK HUB(モランボン組み)

ホイール：H PLUS SON SL-42 × GRANCOMPE SMALL TRACK HUB(モランボン組み)

ホイールには、耐久性と軽量性に優れたSL-42と、クラシックな雰囲気が魅力でコスパも抜群なGRANCOMPE SMALL TRACK HUBを組み合わせたカスタムホイールをセットしています。
この2つの組み合わせは、まさに間違いなしの王道セット。
性能もルックスも文句なしですが、今回特筆すべきは “組み方” なんです！

今回のホイールは、交差する2本のスポークをねじる“モランボン組み”を採用。
さらに、その交差するスポーク2本をBLACKとSILVERの異なるカラーで組み合わせています！

モランボン組みは、編み込まれたような独特の存在感があり、しっかり主張しつつも、今回のスポークチョイスのようにブラックとシルバーの2色がほどよく混ざり合うことで、全体のカスタムの邪魔をしない絶妙なバランスに仕上がります。まさに、手組ホイールならではの“カスタム性に富んだ一本”。

タイヤ：PANARACER GRAVELKING SK

「アルミフレームのピストバイク＝オンロード専用」という固定観念をぶち壊すべく、今回はブロックタイヤをセットしています。これにより、舗装路だけでなくオフロードまで走破できるようになり、あらゆるシーンでピストバイクを楽しめるセッティングに進化しました。

クランク：BROTURES BEAT CRANK

軽量で加速性に優れたアルミフレームに乗っているのであれば、その長所をさらに伸ばすために加速性に優れたクランクへアップグレードするのが断然おすすめです。
そこで推したいのが、ダイレクトクランク構造を採用し、7075番台アルミを使用した高剛性が特徴の”BEAT CRANK”。スプリント時の力をしっかり受け止め、無駄なく推進力に変えてくれるため、加速の伸びが体感レベルで変わります。
さらに、耐久性が高い・メンテナンスしやすい・幅広い環境で使えると三拍子そろっているので、オンロードからオフロードまで楽しむ今回のようなカスタムにもぴったりの一本です。

ハンドル：NITTO FOR SHRED BAR
グリップ：OURY V2 GRIP
ステム：THOMSON X4 STEM
ステムクランプ：THOMSON STEM HANDLEBAR CLAMP(CARBON)

サイクリングを安心して楽しむためには、ステアリング周りの耐久性と精度が不可欠です。そこで今回は、信頼性の高いNITTO×THOMSONの組み合わせでしっかり固めています。

そしてさらに、ステムのハンドルクランプ部をカーボン製にカスタム！
これがまた絶妙にハマるんです。フルカーボンフォークとの相性も抜群で、全体の統一感や軽快さがグッと引き締まってますよね。カーボンハンドル×THOMSON X4ステムを使っている方にも非常におすすめかと。

THOMSONはX4ステム専用のドレスアップキットも展開しているので、差し色を加えて遊ぶのもアリ。シンプルな中にワンポイントの個性を出せるので、カスタム好きにはたまらないアイテムです。

シートポスト：THOMSON ELITE SEATPOST
サドル：WTB VOLT

シートポストはステムと合わせてTHOMSONをチョイス。高い精度と剛性を誇るTHOMSONで統一することで、性能は勿論バイク全体のルックスも一段と引き締まります。

サドルには、吉祥寺店でもお馴染みのWTBより”VOLT”をチョイス。
オンロード・オフロードを問わず幅広い環境で活躍する万能モデルで、ロングライドでも適度なクッション性とサポート力を発揮してくれる信頼の一品です。

ペダル：MKS ALLWAYS

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今回は、LEADER®721TRをベースに、カスタムの楽しさを最大限に引き出した一台をご紹介しました！
手組みホイールではスポークカラーをブラック×シルバーで変化を取り入れたり、ステムクランプをカーボンに変更したりと、ピストバイクならではの高いカスタム性を存分に活かした“欲張りカスタム”が満載。
そんなカスタムをしっかり受け止め、さらに魅力として昇華してくれる721TRの拡張性の高さ・可能性には、改めて惚れ直してしまいます。

721TRに乗っている方も、これから検討している方も、ぜひ“わがまま”なカスタムのご相談をお待ちしています。
「◯◯なイメージで」「こんな雰囲気にしたい」など、ざっくりとしたご要望でももちろんOK。一緒に最高の一台を考えていきましょう。

さらに！現在、LEADER®721TRはカラー・サイズによって欠品しているモデルもありますが、12月上旬に再入荷予定！
これから”ピストを始めたい方”はもちろん、“増車候補”としても非常に人気の高いモデルですので、狙っている方・ずっと迷っていた方はぜひお早めに。
ご予約も承っておりますので、「絶対に手に入れたい！」という方はお気軽にお問い合わせ、またはご来店ください。

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